~第二十五話~

シャー「ふう。着いたか。」
テル「ここが、疾風平野・・・。」

辺り一面緑が広がっていて、所々に大きな岩がある。

エリ「・・・綺麗な場所だな。」
ソニー「だが、奴らがここにいるのか・・・。」
ナックー「ま、正確にいえばあいつ等か、その仲間かだけどな。」
テル「!ソニーいたよ、隠れて!」

ソニー達は岩陰に隠れた。岩の前の方で話し声が聞こえる。

シャー「ソニー。やれ。」
ソニー「おっしゃ!見せてやる。」

そういうとソニーは手を組み詠唱を始めた。

ソニー「おおいなる風の力よ!一つにまとまり、全てを吹き飛ばせ!!」

ソニーに手に風がまとう・・・。

ソニー「ウインド・バスターァ!!」

風が一気に放出された!その風は小さな真空波となって前方のチャオ達を襲った。
次々に繭に包まれる・・・。

ソニー「さすが威力9だな!」
ナックー「詠唱がめんどいけどな。」
シャー「9の技は全て詠唱だ。文句をいうな。」
テル「そろそろチャオスエメラルドの反応に近いよ。」

その時、後ろから3体のダークチャオが襲う。

ダーク1「死ねええええええええええええええええ!!」
ソニー「なぁ!?しまっ・・・・・。」
???「かーめー○―めー・・・。」

だが、ダークチャオの後ろにも誰かいた。

ダーク2「!?誰だ!」
???「波ァーーーーーーーーーー!!」

白い光がダークチャオ達だけを襲った。

ダーク3「がはァ!!」

ダークチャオ達は一瞬にして繭に包まれた。後ろに一匹のチャオがいる。

シャー「誰だ。」
???「私の名前?ミユキっていうんだ。よろしく~。」

そこには、HSRのチャオが立っていた・・・。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第279号
ページ番号
30 / 87
この作品について
タイトル
夜空のエメラルド
作者
斬守(スーさん,斬首,キョーバ)
初回掲載
週刊チャオ第268号兼GW&ライカ記念特別号
最終掲載
週刊チャオ第330号
連載期間
約1年2ヵ月13日