~第十六話~
カレン「・・・あなたも死にたい訳ですね・・・。」
シャー「・・・・・・・。」
シャーは銃を構えて撃った。漆黒の炎ダークバーストだ。
カレンは飛んで避け、ダークマシンガンを撃つ。
煙が上がって何も見えなくなる。
カレン「私以外の銃声は聞こえなかった・・・。つまり撃ち落さなかった事ですね。」
エリ「シャー!」
カレン「無駄です。もうあの人は返事など出来ないでしょう。」
シャー「ダーキング・トルネードォ!!」
カレン「なぁ!?」
聞こえるはずの無い声がして、驚いているあまりか避けるのが遅れた。
漆黒の嵐が襲う・・・。
カレン「くっ・・・。」
カレンは嵐を耐え切る。だが傷が無数についている。
カレン「ダークマシンガンを全て避けたというんですか!?約八十発撃ったというのに!」
カレンはマシンガンが、シャーを狙う。しかしシャーもカレンを狙う。
カレン「撃ち落すつもりですか?無駄です。私のマシンガンは一秒間に218発最大撃てます。それだけの量を撃ち落すなど・・・。」
シャー「じゃあ、僕も言おう。両方の銃合わせて一秒間に撃てる数は・・・。」
話の途中でカレンはダークマシンガン218発撃った。
そしてシャーは言う。
シャー「2186発だ。」
その瞬間ほぼ一つの銃声で2186発撃った。
カレンの弾は消え去るどころか、残りの弾がカレンを襲う。
カレン「なっ!?」
シャー「闇に消え去れ・・・。」
カレンに全て当たる。
シャー「闇の時雨。」
カレンはもう立てる状態では無かった・・・。
グワンツ「!カレン君!!」
ナックー「どこ見てんだ!龍炎獄殺拳!!」
ナックーの炎がより強くなる。
ナックー「いくぜ!壱の拳!!」
上段から下段にかけて炎の拳をふるう。
グワンツ「ぬう。まだまだこれしきの事で・・・。」
ナックー「弐の拳!!」
アッパー攻撃。グワンツが宙に飛ぶ。それ以上にナックーは飛ぶ。
ナックー「参の拳!!」
地上に向かってグワンツに拳をふるう。グワンツは地面にめり込む。
グワンツ「ぐ・・・。」
グワンツは立ち上がる。
ナックー「まだ立つか!やっぱお前男だぜ!!よっしゃとどめだ!!」
ナックーは構える。同等にグワンツも。
グワンツ「全て受け止めてみせる!!」
ナックー「させないぜ!!フャイヤーラッシュ!!」
今まで以上に早い拳が撃たれる。グワンツは受け止めきれない。
グワンツ「なっ・・・ががががががががががががががが・・・・!!」
ナックー「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァアア!!」
最後のパンチでグワンツは吹き飛ばされ、気絶した。