~第十話~
エリ「ここが迷いの森か・・・。」
ソニー達は迷いの森の前にいた。あたりは薄暗い。
ソニー「ここでは迷いやすいからな俺達についてこいよ。」
シャル「?おいお前。ここに来た事があるのか?」
ソニー「当たり前。俺達全員来た事あるぜ。」
テル「ソニーにとっては嫌なところだよね。」
ソニー「うっ!思い出させないでくれ・・・。」
ナックー「?」
シャル「ここの事を知っているなら作戦変更だ。まずチームを二つに分ける。」
話し合いの結果ソニー、テル、エリのチームとシャー、ナックー、シャルのチームに分かれた。
地図を出しシャルが言う。
シャル「俺達の位置はここ。」
地図の斜め下右の方に指を指す。
シャル「そして相手の場所はここだ。」
地図の一番左側を指す。
シャル「そして左側の道と右側の道に分かれて行く。真ん中の道は敵が多すぎる。そしてなるべく敵に仲間を呼ばれないようにしろ。へたすると逃げられてしまうからな。そして敵の陣地に一気に攻め込み救出だ。」
シャルは地図をしまった。そしてなんらかの機械をテルに渡した。
テル「これは、チャオニー製J190−38型通信機だね。これで連絡を取る事って訳か~。」
シャル「ま、まぁそうだ・・・。詳しいなお前。」
ソニー「機械オタクだからな。」
テル「科学者と言ってほしいな。IQ300の。」
エリ「IQ300だって!?チャオとはそこまで頭が良くなるものなのか?」
シャー「そうらしいな。」
ナックー「とにかくさっさと行こうぜ!戦いたくてうずうずするぜ!!」
ソニー「・・・敵に仲間を呼ばれないようにするには出来るだけどうすれば良いと思う?」
ナックー「そりゃ隠れながら・・・はっ!」
ソニー「分かってるのに何で考えないんだ・・・。」
あれこれあって、そしていよいよ作戦開始した・・・。