~第七話~

ダーク1,2「ウゼーんだよ!!」

ダークチャオ達が攻めてきた時、ソニーは右に行きシャーは左に行っていた。

ダーク3「その間に俺は・・・。」

そのチャオがヒーカにせまる。しかし、拳によってさえぎられる。

ナックー「うっらあ!!」
ダーク3「がはぁ!!」

そこには、ナックーとテルがいた。

ソニー「ナックー!」
ナックー「やいやいソニー!こんな楽しそうな事してるのに、何で俺を起こさないんだ?」
ソニー「お前の寝相が悪いんだよ!!」
ナックー「俺は寝相悪くねぇ!!」
ソニー「絶対悪いんだよ!!どこから来るその自信は!?」

さっき殴られたチャオが起きあがる。

ダーク3「てめぇ!!」
ナックー「こいつが俺の相手か!ヒャホウ!!」

ナックーは殴りかかりに行く。しかし氷の針によって阻まれる。

ダーク3「つき刺され!アイスニードルッ!!」
ナックー「こんなもん。蒸発させてやるぜ!」

ナックーの拳に炎が取り巻く。そして地面を叩く。

ナックー「大地の火炎!ボルカニックファイヤー!!」

氷に膨大の炎が舞う。一瞬で溶けダークチャオに当たる。

ダーク3「うおおおおぉぉぉおおお!!」
ナックー「終わりだ!龍・炎・拳!!」

龍の形の炎にダークは包まれ、そして灰色の繭に包まれていった。

ナックー「幸せじゃなかったんだなこいつ。」

ヒーカの近くにいるテルが言う。

テル「ソニー、シャー!カオスは移動させとくからね!」

敵の攻撃をよけながら、シャーは聞いていた。

ダーク2「ふざけんじゃねぇ!!」

そのチャオはカオスを追いかけようとする。しかしシャーがそれを阻んだ。

ダーク2「どけ!シャイニング・レイ!!」

杖から光のビームがシャーに迫る。

シャー「同じ耐性の攻撃で相殺。ダーキング・レイ。」

黒いビームが銃から出て、攻撃を相殺した。

ダーク2「なぁ!?」
シャー「終わりだ。ダーク・ザ・バースト。」

黒き炎が出て、相手を焼き尽くし、灰色の繭に包ました。

シャー「闇と共に、安らかに・・・。」

一方ソニーは、まだ攻撃を避けつづけている。

ダーク1「いつまで避けるつもりだ!!」

剣をソニーめがけて振り下ろした。鉄の音が鳴り響く。
ソニーは拳で受け止めていた。

ダーク1「なぁ!?」
ソニー「この手袋は、ナックーと同じ特別製でな。まぁ、素手で戦う奴は皆そうだけど。」
ダーク1「くっ、サンダガ・クロス!!」

雷の十字架がソニーを襲う。しかし、ソニーはそこにはいなかった。相手の背中側に回っている。

ソニー「アディオス。トルネイドウィング!!」

ソニーの足から竜巻の真空波が襲い、灰色の繭に包ました。

ソニー「パーティタイムは終わりだ。」

空には月が白く輝いていた。ソニー達を包んで・・・。
              ダークチャオ達は、もういなくなっていた。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第270号
ページ番号
9 / 87
この作品について
タイトル
夜空のエメラルド
作者
斬守(スーさん,斬首,キョーバ)
初回掲載
週刊チャオ第268号兼GW&ライカ記念特別号
最終掲載
週刊チャオ第330号
連載期間
約1年2ヵ月13日