第10話
ミスティックルーイン ロパン村
子供達「おかえりなさぁ~い!」
子供A「今度はどんな旅をしてきたの?」
子供B「また遊ぼ!!」
子供達の人気者はこの村に住んでいるフィオナでした。
フィオナ「はいはい。少し待って。今から村長のところまで行くから。」
そして村の奥のほうにある小さな家に着きました。
フィオナ「どう?元気?お父さん。」
老人「フィオナか。わしは元気じゃぞ。お前さんは?」
フィオナ「私も元気よ。聞いて聞いて!ラピスエメラルドが一つ見つか ったのよ。」
老人「そうか・・・良かったなぁ」
フィオナ「でも私が見つけたんじゃないの。」
老人「おぉ!?それじゃあ誰が?」
フィオナはシャドウの事を話し始めました。
カオスエメラルドの事
シャドウの事
たくさん話をしていました。
老人「そうかそうか・・・・良かったなぁ・・・」
老人はフィオナの笑顔を見て言いました。
老人「お前さんはその人に恋をしているようじゃ・・・・」
フィオナ「え?そんなわけないじゃんw何言ってるのよ~」
老人「でも・・・お前さんはその人の話の時、すごく楽しそうに話してい たぞ・・・・」
フィオナは赤くなりました。
フィオナ「ち、違うって!!!も、もう行くね!じゃあ!!」
と慌てて外に出て行きました。
老人「ホッホッホ・・・あいつにもこんな年が来たか・・・」
フィオナ「お父さんったら、急に何を言い出すのかしら・・・」
子供A「どうしたの?顔、真っ赤だよ?」
フィオナ「ううん、何でもないよ。それより旅のお話してあげる。」
子供A「わぁ~い!!早くはじめて!!」
フィオナは語り始めました。
ハイラルウェイタウン刑務所
エッグマン「もう夏も終わりじゃな・・・」
レイヤ「イブにはまだまだですね・・・」
警察官「おい!!昼飯だぞ!!残さず食べろ!!」
そして警察官が器に少しずつ、食べ物を配っていった。
エッグマン「この飯にもあきたぞい。」
レイヤ「まぁ、文句を言わずに食べましょう・・・」
エッグマンがスプーンをおいてレイヤに話し掛けました。
エッグマン「イブまでに脱出することは出来んのか?」
レイヤ「それができたら・・・」
そしてまた二人は黙ってご飯を食べはじめました。
そしてレイヤが急に何かひらめきました。
レイヤ「一つだけ方法があります。」
エッグマン「おぉ!何じゃ?」
レイヤ「今度の9月の1日にこの鏡を使って脱出できます。」
エッグマン「何故それを先に言わん!!」
レイヤ「これは、とても危険なのです・・・。
この鏡は、9月1日に太陽からでる放射能を反射するもので
失敗すれば・・・死に至る場合もあります・・・」
エッグマンは息を飲みました。
エッグマン「そうか・・・それならイブを待つか・・・」
レイヤ「そうです。石の上にも三年ですよ教授・・・」
レイヤ(そうです・・・あなたは私の計画に必要な存在ですから・・・)
第11話へ続く