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「某さんはどこへやったんですか?」
俺はそう聞く
「え?某さん?・・・何の事ですか?」
「あ!?某さん誘拐したの冬木野さんじゃないのか!?」
「・・・何の事ですか?」
・・・まさか・・・
いや、信じたくは無いがそうかもしれない。
まさか・・・っつーと、この近くにいるかもしんねー・・・いや、かもじゃない。いる。絶対に聞いてる筈だ!
俺は家を出て裏へ回る
「あ・・・バレちゃった?」
某さんだった
「あなた、誰が殺したのか、知ってましたね。だって・・・あなたがこれをやる様に誘導したんですもんね」
「え~、なんの事っすかぁ?知りませんねぇ・・・何にも」
某さんはしらじらしく答える
くっ・・・でも証拠がない・・・
「あなたはスマッシュさんに別のチャットで冬木野さんの誕生日に何かやってあげれば・・・といった筈です」
「―証拠は?」
一番のいたい所をついてきやがった・・・まてよ。そういやぁ、スマッシュさんが書いてた絵があったなぁ・・・もしかしたらスマッシュさんなら・・・!
俺は急いで現場にもどるそして、あのウィンドウを開く
「―やっぱりな」
ウィンドウを開いた俺は思わずそう口にだしてしまった。
印刷・・・っと
俺はそれを印刷するしたものを某さんの所に持っていく
「やっぱりあなたが誘導したんですね。某田望さん。」
「だから証拠は・・・」
俺は印刷したものを見せる
「この右下、ココを見てください。企画・原案、某さん 製作、スマッシュ・・・さぁ、どういいのがれしましょう?」
「ははは・・・やっぱり駄目か・・・俺はいつもどこかでミスるんだよなぁ・・・しゃあない、警察のとこに行こうぜ・・・」
俺と某さんはゆっくりと歩きだす。・・・
あれから一ヶ月が過ぎようとしている。
俺はいつもどおりの朝を過ごしている。なんか表彰とかされた。・・・いらねぇけど一応飾っておく
それと・・・俺はあの事件に名前をつけた、WSS事件ってな。・・・まぁ、和田須磨殺人事件の略なんだけど・・・
『次のニュースです』
ふぁーあ、だりぃなぁ、何かねぇかなぁ・・・
っとそれより飯、飯、いっただっきまー・・・
『SEGAのBBSのチャオBBSで活躍していた『寺田交』さんが殺害されました・・・』
・・・・・・・・・・・ん?・・・・・・・・・・・
おいおい、ちょっとまてよ、スマッシュさんの次はDXさんか?
・・・しゃあない、じゃあ行くか!!