第三話
第三話 《事件発生》
GM 「さて、今回はどこから話が始まるんだっけ?」
フェスト「村からだろ?」
GM 「そうそう、君たちが村に到着するところからだね」
フェスト「忘れるなよ…」
森を抜けたフェストとカメの二人はようやく「カメの出身村」にたどり着いた。
GM 「やぁ、随分遅かったね」
フェスト「何で僕たちより早いんだよ」
GM 「僕は歩くのイヤだからここにいたことになってるの」
カメ 「むちゃくちゃね」
GM 「そんなことより、フェスト君、まずは目的を確認しようか?」
フェスト「また『そんなこと』発言か…。僕はカメに試されるってことでこの村の『妙な事件』を解決するんだろ?」
GM 「OK。じゃぁそのためにすることは?」
フェスト「情報収集」
カメ 「なかなかしっかりしてるじゃない」
GM 「OKOK。それじゃぁ…」(キョロキョロ)
GM 「おや、あそこのちょうどよさそうな村人がいるね。早速聞いてみたらどうだい?」
ということでフェストが早速村人に話しかけてみる。
フェスト「アロハ~。よぉそこの村人さん、この村に起こってる奇妙な事件とやらについて教えてくれないかな?」
村人 「む、旅人か。その話は聞かんほうが身のためだとは思うが…。」
フェスト「どういうこと?」
村人 「どうしても聞きたいか?」
フェスト「聞かないと話が進められないんだよ」
村人 「そうか。では仕方ないな。実はな…」
村人の話によると、この村を訪れ、『事件の話を聞いた旅人』はみな『何か』に襲われ大怪我をしているというのだ。
フェスト「村人には被害は出てないのか?」
村人 「なぜか俺らはソレにあったことはない。当然襲われたこともないんだ」
GM 「じゃぁ、襲われるまでこの村にとどまる必要があるね」
フェスト「むぅ、仕方ないなぁ。…あれ?カメはどこに行った?」
あたりを見渡すがカメの姿はどこにもなかった。
GM 「カメちゃんはこの村の子なんだし帰ったんじゃない?まぁとりあえず泊まれるとこを探そうよ」
フェスト「そんな適当なことでいいのかなぁ?」
GM 「あ~、そこの村人さん。どっか民宿みたいなのはないんですか?」
村人 「ウチでよければきな。客人は歓迎するよ」
GM 「だそうだ?」
フェスト「んじゃとりあえずよろしく頼むか」
その夜
フェスト「なぁ、GM」
GM 「なんだい?」
フェスト「妙な事件が起こらなかったらどうするんだ?」
GM 「その心配は要らないよ。」
フェスト「なんで?」
GM 「だってもう直ぐ起こるように僕が設定しておいたから」
フェスト「お前が犯人なのか!?」
GM 「いや、僕は設定しただけ。犯人は別。ソレを探すのが君の使命だ」
フェスト「むちゃくちゃだな…」
GM 「さて、話してたらちょうど時間だな。」
GMの言葉を合図(?)に突然窓が割られた。
フェスト「!?」
しかし割られたのは確かなのだが誰の姿も見えず、何で割られたのかもわからなかった。
フェスト「どうなってるんだ!?」
GM 「びっくりする状況になったところでそろそろ次回につなげちゃおう」
フェスト「え?」
※
突然の事態に混乱するフェスト、しかし魔の手は容赦なく彼を襲う!!
フェストは無事事件を解決しカメを仲間にできるのか!?
そういえばカメはどこに行ったのか!?
次回、ほ~る・にゅ~・ちゃおわ~るど☆
乞う御期待!!