~月編~第七十三話 発動!第三の究極奥義!
ムーンはメテゾウルやゼイン等が倒され、押さえ込んでいた雷を暴走させる。
デライツ「これほどの力・・・なのか・・・?」
ムーン「全奥義・・・・はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
究極の雷と、雷の稲妻が、デライツに向かう。
デライツ「同時だとぉ!?ち・・・アクア・シャドー!」
闇の水が、たてとなり、雷を防御する。だが、雷はそれを突き破る。
ムーン「もう一発・・・・・・・・・・」
デライツ「無駄だ・・・」
指を鳴らすと、闇が雷を消す。
ムーン「何が起こった・・・・」
デライツ「闇の力で、雷を消した。では、本番といこうか?」
溢れるほど強大な闇の力が、デライツの腕に集まる。
ムーン「く・・やっぱ、勝てないのかなぁ・・・」
(諦めるな・・・・我が子孫よ・・・・)
突然の言葉に、ムーンは戸惑う。
ムーン「君は・・・・・あのときの・・・闇の僕との戦いのときの・・」
(もう隠す必要は無い。私は初代月の子、アルフォース。)
ムーン「初代月の子・・・・?アルフォース・・・・?」
(お前にも、一つだけ勝つ方法がある。究極技だ。)
ムーン「で、でも、奴に消されたし・・・」
(まだあるだろう・・・もう一つ、第三の究極技が!)
そのとき、ムーンは閃いた。
ムーン「ようし・・・この勝負、僕がもらった!」
デライツ「そろそろたまったぜ!アルティメット―」
手に溢れる闇をため、ムーンに突進してくる。それと同時に、ムーンは剣を上に「回転させて」投げる。
ムーン「いくぞ!!!!」
デライツ「デス・スクリーム!!!!!」
巨大な闇の渦をてに溜め、ムーンにぶつけようとするが、ムーンはジャンプしてよける。
そして、ミラフォースを手に取ると、地面に突き刺すように下に落ちてくる。
ムーン「はああああああ!!!!!」
そして、地面につくすれすれのところで、剣を使い、反動で高く飛ぶ。暴走した雷は、地面に伝わらず、剣にたまる。
だが、溢れるほどの雷なので、表面に雷がたまる。まさに、何重にも重なっているのだ。
デライツ「月の子ってのは・・・・・こんなことができるのか・・・・・」
ムーン「アルティメット・ボルテザーク!!!!」
政府まるごと覆う、強大かつ巨大な雷が、デライツに向かっていく!
デライツ「ぐあああああああああああああ!!!!!!!」
そして、デライツは倒れてしまった。体は、電気がまだ迸っている。
ムーン「勝ったよ・・・・・父さん・・・・・・」
ムーンはその場で青空を向き、嬉しそうに寝てしまった・・・・
続く