~月編~第七十話 混じり合う力

ムーン達はライツとデッド相手に、後一歩のところまで追い詰めたが・・・・

見る見るうちにデッドとライツは一つになっていく。

????「これだぁぁ・・・力が我が手に・・・」

その姿はダークカオスだが、黒、いや、表現できない色だ。

ガルズ「フォース・ギャザ・・・?」

グロウ「ここまでの力だとは・・闇の力が測り知れん。」

闇が溢れるほど、辺りは闇で覆われている。

デライツ「この姿、融合体、デライツだ!貴様らなど相手では無いわぁ!」

デライツは、「手始めに」といい、ガルズを吹き飛ばして気絶させる。

ムーン「ガルズ!」

デライツ「月と太陽の右腕もここまでだ。さ、キナ!」

ムーンがはしろうとするが、グロウの方が速く、デライツの体に傷をつけた。

グロウ「その力、どのくらいのものなのか、確めてくれよう。」

デライツ「ダークネス・ミッション!」

辺りは真っ暗になり、ムーンとグロウは闇の中に包まれる。

ムーン「く・・・」

グロウ「これほどの闇を・・・」

デライツ「はっはっはぁ!!苦しめ!ダークネス・ブラスト!」

闇の弾が、ムーンとグロウに闇からの奇襲を掛ける。

ムーン「ぐはあああああああ!」

グロウ「ぐ・・・・・・・」

ムーンとグロウはひざまづき、今にも倒れそうだ。

デライツ「ふあーはははははははは!!!ディメンション・ダークネス!」

闇の中で、闇は乱回転する。

ムーン「駄目だ・・・」

グロウ「邪滅・・・・・・・けーーーーーーーん!!!」

光で闇はかき消された。そして、デライツの姿が見えるようになった。

デライツ「なに?」

グロウ「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」

デライツに走り、ブレイジングで腹に渾身の一撃を食らわす。

デライツ「ぐはあああああああ!!」

グロウ「かは・・・・」

グロウは気を失い、倒れる。デライツは吹き飛び、立ち上がる。

ムーン「グロウ・・・・だめだ・・また・・雷が暴走する・・・」

デライツ「なに・・・寝言いってやがるんだ・・・」

ムーン「僕の中の・・・ミラフォースの・・・雷が・・・乱れる・・」

そのとき、ムーンの周りに電流がほとばしる。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第138号
ページ番号
126 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日