~月編~第四十三話破壊の素材

グロウ「邪滅剣!」

光の衝撃波が、メテゾウルを切裂く。

メテゾウル「それごときのちからなぞ、通用せん!」

メテゾウルは邪滅剣を振り払い、グロウの懐に入る。

グロウ「斬破剣・・・・・・」

グロウの周りにあるものはたとえ空気だろうと切裂き、真空ができる。

メテゾウル「それがどうした。ダークネス・ソード・・・

グロウ「真空剣!」

グロウは刀を抜ききり、メテゾウルは吹き飛ぶ。

メテゾウル「何をした?」

グロウ「真空を乱しただけだ。」

メテゾウルはにやっと笑うと、グロウから遠ざかる。

メテゾウル「ダークネス・ブレイク!」

闇の力は、グロウを鎖で囲む。

グロウ「・・・・・・・・・・・・・」

メテゾウル「ジ・エンド・・・・・・」

そのころムーン達は・・・・・・・・・・・・・

スター「だいぶ傷ついてる。やばそう。」

ゾルグ「力を貸してやろうムーン。これを斬れ。」

ゾルグは宝石を出した。

ムーン「これ・・・・・は・・・・・・」

ゾルグ「強力な素材。光陵石。俺が作ったものだ。」

ムーン「斬れば・・・いいんだね。」

ムーンは立ち上がって、光陵石を斬ろうとする。

ゾルグ「いっとくが、切れなかったとき、命はない。」

ムーン「はっ!!」

ムーンはミラフォースの一振りで、光陵石を割ろうとする。

ムーン「く・・・・オーラを張ってる。」

ゾルグ「そうだ。力を強めている物だからな。選ばれたものしか斬れない。」

ムーン「はあアアああああああああああ!!!!!!!」

グロウ「ぐ・・・・・は・・・・・・・」

グロウは倒れ、メテゾウルが上に立っている。

メテゾウル「消えろ。ダークネス・ロード!」

闇の道が、刃となってムーンを襲う。

スター「危ない!」

カッ!!

ビィレ「く・・・」

スター「洞窟の外で待ってろと言ったのに・・・・」

ムーン「うそ・・・・ビィレ?ビィレ!」

ビィレ「ムーンが死んだら、この物語り終わりでしょ・・・絶対かって・・・ね・・」

ビィレは息を引き取った。

ムーン「・・・・・・・・・・・・」

ムーンは立ち上がり、光陵石を斬ろうとする。

メテゾウル「ダークネス・フレイム!」

闇の炎がムーンに向かっていく。

ムーン「僕は・・・絶対に・・・勝つ!!」

ムーンはそういって、光陵石にミラフォースを振りかざす。

メテゾウル「闇の力が消えた!?」

ゾルグ「よくやったな。ムーン。我が作りし光陵石にもとづき、新たな技を編み出すがよい!」

ムーン「うん!」

ミラフォースの赤い宝石に【V】の紋章がついた!そして、ミラフォースは姿を変えていく。

スター「これが、真のミラフォース・・・・・・」

ムーン「覚悟しろ・・僕の生み出した闇。絶対お前を・・倒す!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第130号
ページ番号
77 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日