~月編~第三十六話輝く虹の山!

ムーンたちは、とある町で休息をとり、宿で休んでいた。

ムーン「さ~て!今夜はごちそうだぞぉ!」

ムーンは豪華な宿にとまったので、気分はとてもいい。

ビィレ「ほとんど私がお金払ってんでしょ?まぁいいけど。」

すると目の前に、チャオの実の煮込み、ダークの実いため、ヒーローの実どんぶりが置かれた。

ムーン「じゃあ僕、ダークの実いため食べるね。」

ゼイン「余り物でいいぞ。」

スター「僕はチャオの実の煮込みがいいです。」

ワイワイガヤガヤしながらも、グロウ以外は楽しく夜を明けた。

・・パァァァァァ・・

ムーン「ん・・・朝か・・・」

するとドアからビィレが入ってきた。どうやら早く起きていたらしい。

ビィレ「お会計は済ませてある。もう行こう!」

ムーンたちは、宿を出て、町の西の方角にある、【山】を目指していた。

ゼイン「ふぅ~・・たたき起こすなよムーン。」

スター「おきない方が悪いと思いますけど。」

言い合いしているうちに、すぐ山のふもとについた。

ムーン「すごい・・七色に輝いてるよ。」

グロウ「この山はレインボーマウンテン。名前のとおりだ。」

木も、地面も、全てが虹色な場所へと、ムーンらは足を踏み込む。

スター「ここちよい山ですね。」

ビィレ「リラックスできる~~~・・」

グロウはあきれた表情で、ムーンらに話しかける。

グロウ「この山に入った害虫などは数秒で息を絶つ。から空気は世界のどこよりきれいだ。」

ムーン「そうなんだ。じゃあ、あそこに隠れてるチャオは誰?」

ムーンは木の陰を指差しながら言った。

ヒェイ「ばれたか・・俺はヒェイ!貴様らを排除する!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第127号
ページ番号
65 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日