~月編~第十五話謎の三剣神!

ムーンらは、ユーロを倒し、賞金をもらおうとする途中だった。

ムーン「(しょうきんかぁ、いったいいくらなんだろなぁ)」

ゼイン「ムーン、一つ言うが、戦ってかねもらうなんてきいたことねぇぞ。」

確かに、勝ってから一時間はたっているのに、もらっていない。

スター「こりゃぁ、ぼたっくられましたね。」

ムーン「ぼったくる?だって勝ったんだよ。だからもらえるはず・・・」

ビィレ「多分、かかわっていたのは、政府じゃなくて、・・何らかの組織。」

ビィレは何もかも分かったような口調で話し始めた。

ビィレ「そもそも、お金ってものは、政府しか所有しちゃいけないの。だいたい、普通の住民がもてるのは、一万ぐらい。食べ物を買うには許可書がいるから、お金だけ持ってても仕方ないし、第一、
ムーンはユーロを吹き飛ばしただけ。倒してないからもらえない」

随分長々としゃべったビィレに、ムーンが答える。

ムーン「それならありえるけど、許可書ってなに?」

ゼイン「許可書もしらねえのか。政府に発行してもらうカードだよ」

講義するムーンたちの目の前に、背に刀を背負った、黒と紫とグレーのチャオが現れた。

???「貴様がムーンとやらか・・・・」

???「戦うにはもったいない逸材だな」

???「俺たちは「三剣神」ムーン。おまえにようがある。」

どうやらこの三人、敵らしい。

ゼイン「おめえらは、右から「ウインダー」「サイバー」「フォレン」だろ。」

ゼインはズバリ言い当てた。

ウインダー「いかにも、・・・」

ムーン「たこにも足は?」

サイバー「ある。」

・・・・し~~~~~ん・・・・・

ゼイン「サイバー、おまえらいきてたのか!?」

フォレン「残念だが、ゼイン。お前には用がない。あるのは、月の子ムーンだ。」

ムーン「だったら容赦しないよ!」

ムーンは立ち上がって鞘を構えた。

ウインダー「いいだろう。俺が行く。こいつの洗剤能力を調べたい」

スター「(洗剤!?字間違ってるよ!)」

ビィレ「わかった。特別な場所に案内してあげる」

こうして、三剣神との勝負開始!!

下へ続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第119号
ページ番号
26 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日