~共通~第五十話 宿命の対決!月と太陽の闘い!

ムーンはデーモンキャッスルを抜け、先へ進む。サンはナイトメアキャッスルを抜け、先へ進む。

ムーン「(ん?なんか火の気が・・・)」

ゼイン「ちぇ!又三人になっちまったな。」

ゼインは悔しそうにいう。

スター「ムーンさん。なんか向こうから・・・・」

スターは真正面から走ってくるチャオのことを言う。

ドドドドドドドドドドドドドド・・・・

サン「ていやぁ!」

後ろからムーンを斬ろうとするが、よけられる。

ムーン「サ・・・・サン!?なんのよう!?」

ヴァルサ「自己紹介からだ月の子。俺は月と太陽の守護者、ヴァルサ。あなた様とサン。お手合わせ願いたい。」

ヴァルサは今までに言ったことのないような敬語を使う。

サン「というわけだ。ヴァルサは世界一の刀鍛冶なんだぜ。そして!俺はお前に勝つ!」

サンはもちろん目を輝かせ、自信満々だ。

ムーン「受けてたつ!」

ムーンも乗り気分で言い返す。

スター「僕たちは危ないので・・・避難してたほうが・・・」

ヴァルサ「心配無用だ。オール・オーラ!」

虹色に輝くバリアが、サンとムーン以外を包む。

サン「少しだけでいいから離れててくれ。勝負だ!」

ムーン「僕にかとうってんなら容赦しないよ!覚悟!」

サンとムーンは同時に剣を抜く。

ヴァルサ「月と太陽の対決。ムーンが勝てば俺がミラフォースを鍛えてやろう。サンが勝った場合、先へ急ぐ。」

スター「(ムーンさん、がんばってください!)」

ズィード「フレィフレィサ~~~~~~~~~~~~ン!!」

ズィードは虹色の空間の中で叫ぶ。

ダート「月の子と太陽の子の対決か・・・見ものだな。」

ゼイン「どっちがかつんだろう?」

ムーンとサンは互いに見合った後、チャージする体制に入る。

サン「一気に・・・・・・」

ムーン「決める!!」

サン&ムーン「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ミラフォースとギャラクシーに、雷の力、炎の力がそれぞれチャージされていく。

ヴァルサ「な!いきなりだと!?」

スター「(あれは・・・究極技!)」

ムーン&サン「アルティメット――――」

ムーンとサンはまた、同時に走っていく。

ムーン「ボルテム!!」 サン「フレイザー!!」

炎と稲妻はぶつかり合い、はじき飛ぶ。

ゼイン「なんてパワーだ!」

ゼインは虹色のオーラの中にいるが、波動を感じるらしい。

サン「ほぅ。なかなかのものだな。じゃあ、こいつでどうだ!?」

ムーン「君も究極技を・・・・ならば、これをくらえ!」

サンは第二の究極技、アルティメット・ヴォライガーをうとうとする。

サン「アルティメット!!!」

ムーン「おそい!フル・ムーン・アルテマ・ボルテム!!!」

はじけ飛びそうなほどの雷の球体が、サンを包み込む。

サン「ち・・・バーニング・トルネイドォォォォォォォ!!!」

雷の球体は、炎の竜巻に吹き飛ばされて、消える。

ムーン「満月を飛ばすとはね。だけど!勝負はこれからだ!」

サン「俺についてこれるか?いくぜ!」

ムーンVSサン!大決闘が、今!始まる!

月と太陽のスペシャル~サンVSムーン~続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第134号
ページ番号
93 / 175
この作品について
タイトル
月と太陽の物語
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第113号
最終掲載
週刊チャオ第145号
連載期間
約7ヵ月27日