第12話♪(後編)
(後編)
~会議の間~
シルバー達は椅子に座った
ヒーローカオスは、かなり古そうなぶ厚い本を持ってきた
どん!
ヒーローカオスがその本を置いて、ほこりを手ではらった
凄いほこりだ
ヒーローカオス「あのね。このヒーロータウンには、ある言い伝えがあるの。」
本のページをめくりながら言った
ヒーローカオス「その言い伝えってのはね。『1000年に一度、特別な力を持ったチャオが二匹生まれる。一匹は、癒しの力を持つチャオ。もう一匹は、究極魔法使えるチャオだ。』っていう言い伝えなの。」
それを聞いてフライヤは何か分かったらしい
フライヤ「そ、その二人が・・・。シルバーとチャサリンってこと?」
ヒーローカオス「まあ、そういうことね。」
シルバー&チャサリン「・・・・・・。」
シルバーとチャサリンは驚いて声も出ない
話を続けるヒーローカオス
ヒーローカオス「その究極魔法の名前は『レインボーダスト』
これを使うとかなり体力を消耗するんだけど、町ひとつを吹っ飛ばすほど凄いの。」
シルバー「それって、僕がさっき使った魔法?」
ヒーローカオス「あれは、レインボーダストが使えるようになりましたーっていう、知らせかもね。」
シルバー「へ~。」
チャサリン「あっ、それよりエンジェルストーンはどうするの!?」
・・・・・
ヒーローカオス「それは、後で考えるわ・・・・。」
フライヤが時計を見た
時計の針は、夜の九時を指していた
フライヤ「きゃ!もうこんな時間!あたし帰るねっ!」
フライヤは部屋を飛び出して行った
シルバー「僕達も帰っていいですか?」
ヒーローカオス「え、ええ。」
チャサリン「それでは、さようなら。」
二人は部屋を出て行った
ヒーローカオス「私も寝ようかしら・・・・。」
そう言ってヒーローカオスは、あくびをしながら自分の部屋に帰って行った
続く★