第一部 3  暗黒界へ

天空界は、天空に浮かぶ城だが、その中は自然や都市が広がっている、不思議な場所。
ブィサンドラは、その刑務所に閉じ込められていて、闇の力を蓄えているため、牢屋からは出ていない。
ウィンディたちはこっそり刑務所へ侵入し、ブィサンドラの牢屋へ
向かった。

ウィンディ「ねー、帰ろうよ!大変なことになるってば!」

ピュラ「なぁに!一発ガツンと言ってやるだけさ!」

そのうちブィサンドラの牢屋に着いた。

アエロ「凄い闇ね・・・」

ブィサンドラ「うおおおおお・・・・・・!!!!」

ピュラ「おい!テメーどんだけの天使や地上界のチャオたちが迷惑してると思ってんだ!いい加減にしやがれぃ!」

ブィサンドラ「黙れガキ・・・」

テイル「なんかかなりヤバそう・・・」

ピュラ「俺がその闇消し去ったる!」

ピュラ以外「無理!!!!!!!!!!」

ピュラ「ホーリーライフ・・・っ!」

ピュラは魔法を唱え始め、聖の弾をぶつけてやった。

ブィサンドラ「死ねクソガキぃぃっっっ!!!!!!」

ビュア「これって完全ないたずらだよなぁ・・・?」

ブィサンドラが黒く光ると、闇の渦ができた。
今にも吸い込まれそうだ。

ブィサンドラ「ガキは小便して寝てろ」

そしてウィンディたちは渦に吸い込まれてしまった。

ウィンディ「わああああ!!!」

???「(こ・・・れを持っ・・・て行き・・・な・・・さい)」

ウィンディ「(この声・・・シアスティアル様!?)」

こうしてウィンディたちは渦に吸い込まれた。
これを知らされた彼らの親は深く悲しんだ。
もう二度と会えないのかと・・・。
いたずらでやったことが大惨事につながってしまった。
そして彼らが行った先は・・・。









ウィンディ「あれ?ここ・・・どこ・・・?」

ウィンディはしばらく気を失っていたが、目が覚めた。
空が暗い、コウモリも飛んでいる。
友人も近くに倒れていた。

ウィンディ「テイル!ピュラ!リュア!アエロ!ビュア!!」

ウィンディは気を失っている全員を起こした。

テイル「う・・・?ウィンディ?」

ウィンディ「みんな無事でよかったよ」

ビュア「ここはどこだ?やけに空が暗いけど」

リュア「なんてこった・・・、ピュラ!どうするんだ!」

ピュラ「ほえ?(殴」

ピュラは気の乗らない声を出してしまった。

リュア「ここは・・・暗黒界だ・・・っ」

全員「ええ!!!???」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第287号
ページ番号
5 / 6
この作品について
タイトル
天空の勇者達
作者
Sみどり(究極神,アルテマ)
初回掲載
週刊チャオ第286号
最終掲載
週刊チャオ第287号
連載期間
約8日