第一部 2 少年天使
天空界には大人天使だけでなく、少年天使も存在する。
まだ天使としては未熟だ。
強大な闇を消し去るためには、大人だけではとてもかなわない。
つまり、少年天使も戦わなければならない。
ここは天空界の草原。
ピュラ「まったく、ブィサンドラのやつどういうつもりだ!?」
テイル「このまま地上界と天空界も暗黒界にするらしいよ」
ウィンディ「もしそんなことされちゃったら困るよ・・・」
三人の少年天使たちが口々に言い合う。
そんな間に、ほかの天使達は戦っている。
ピュラ「そんなことは許せーーん!!!俺が止めてくる!!!」
ウィンディ「ちょ、そんなことしたら大変なことに・・・」
そこへ4人の少年天使達がやってきた。
そのうち三人は彼らの友人、アエロ、リタン、リュア。
もう一人はピュラの兄ビュアである。
リタン「さっきのピュラのいったこと、こっちまで聞こえたぞ」
アエロ「ブィサンドラのところへ行くって言うの!?」
ビュア「なに考えてんだ!ピュラ!」
ピュラ「こっそり行くんだ!大人に見つからないように!」
そこにリュアが入った。
リュア「無理なことだ。行ったとしても闇で殺される」
ピュラ「そこまでいうならいい!俺一人で行く!」
テイル「ちょっと!一人で行くなんて危険よ!戻ってきて!」
しかし、そのときにはすでにピュラは見えなくなっていた。
リタン「ヤツを一人で行かせるなんて危険すぎる!行こう!」
全員があとに続いて走り出した。
ウィンディ「えええ!!僕も行くの!?」
テイル「あたりまえでしょ!」
続く