~前編~

…あの時僕が…
あの時僕がもっと強かったら…
こんな事にはならなかったはず…

それは、あるチャオの誕生日の事だった。

チャオ1「この肉うまいな!!」
チャオ2「あぁ!今日は俺の誕生日なんかにきてくれてありがとうな!」
チャオ1「当たり前だろ?俺たち友達じゃないか!」
チャオ2「ありがとう!」
すごく平和だった。このまま、今日は幸せに終わるかと思われた。
しかし……そうは行かなかった。
チャオ1「おい、何か変な音しないか?」
チャオ2「ああ、地響きみたいだ…」
その瞬間、謎の黒衣をまとったチヤオが、馬に乗り襲いかかってきた!!
チャオ1「うわあぁぁぁ!!」
チャオ2「何だこいつは!」
馬にのったチャオは、チャオ1に飛びかかった!!
チャオ1「ぎゃぁぁ!!…!!??」
目の前に誰かいる。馬に乗ったチャオではない………チャオ2がチャオ1をかばっているのだ!!
チャオ1「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!!」
ドガッ!!
チャオ1「あ……あ……」
チャオ2は床に倒れ込んだ。
馬に乗ったチャオは、退散していった。
チャオ1はチャオ2のそばに駆け寄った。
チャオ1「大丈夫か!!??」
大量出血だ。とくに腕はひどい。
チャオ1「救急車を呼ばないと!!」
こうして、病院に連れて行く事になった。
もう、頭が真っ暗だ。どうすればいいのか、全く分からない。死にたい、とも思った。
こうして、夜は明けた。

続く

このページについて
掲載日
2010年3月28日
ページ番号
1 / 4
この作品について
タイトル
たった5日の命
作者
チャイス
初回掲載
2010年3月28日