第1話
ここはアニマルチャオランド。
一つのパーツにこだわり、ぱっと見れば動物園です。
そこに、黒色で、ヒョウパーツのチャオがやってきました。
その隣には、まだ小さい、ダークでドラゴンパーツのチャオがついてきました。
奴らは有名な不良。
黒のヒョウパーツチャオは、メロ。ダークのドラゴンパーツチャオは、ケム。
メロ「さぁ いつものように 食べ物を持って来ておくれ。」
ケム「わかりましたー!」
クールな低い声でメロは命令すると、今度はケムが子供らしい大きい声で返事した。
ケム「うーんと」
ケムは少し考え、口を開いた。
ケム「ジン!」
すると木の陰で座っていた、バッファローのような立派な角のある、赤いチャオがビクッとした。
ケム「きこえてるー?ジーーーン!!!!」
すると赤チャオは立ち上がり、やれやれとばかりに返事した。
ジン「・・・」
以外と無口らしい。
ケム「今日はお前が食べ物を持ってこーい!」
ジン「・・・・・」
ジンは軽く一礼すると、草木がおいしげった森の中へ入っていった。
メロ「ジン?どっかできいたことがあるな・・・・」
ケム「知らないのー?」
ケムはニカっと笑った。
ケム「えっとね、ジンはね、赤角のジンってよばれてて、とっても強くて、ヒーローなんだよ!」
メロ「ヒーローねぇ・・・・・フン。」
メロは軽く笑った。
メロ「ヒーローか風呂か知らねぇけど 俺はそんなヤツにやられるヤツじゃねぇぜ」
ケム「そーだね!」
しばらくメロとケムは喋っていたが、ジンはまだ帰ってこない。
メロ「あいつノロそうだから・・・時間かかるんだろうな。」
ケム「おそーい!はやく食べ物もってこーい!!!」
すると、森のしげみが動いた。
メロ「!!!!!」