~第7話 大爆発~
~あらすじ~
チャオ刑務所と呼ばれる施設からの脱獄に成功したクロン達。
しかし、園長先生が作ったビッグオモチャオと戦うことになってしまいました。
しかもビッグオモチャオは、クロンの極悪パンチでもびくともしません。
果たして、クロンはどうやってビッグオモチャオに勝つのでしょうか。
ビッグオモチャオから離れた所に、園長先生がいるはず・・・
クロンはそう考えました。
しかし、回り込もうとしても、ビッグオモチャオが追ってきます。
「なんとかあのオモチャオを振りきれないチャオかねぇ・・・」
クロンは悩んでいました。
回り込もうとしても回り込めない、
極悪パンチも通用しないとなると、
クロン達にはもう手段がありません。
すると、
「親分!いい考えがあるだ!」
ガイコッツが何か考え出したようです。
そして、なんとクロンはカボッチャとガイコッツを囮に、園長先生の所まで走り出しました。
「俺様の分まで、頑張ってくれチャオ!」
「はい、親分!」
クロンはこれでもかと言わんばかりのスピードで走ります。
そして、ビッグオモチャオの足の間から見えた茂みの中に、園長先生の姿を見つけました。
クロンはさらにスピードを上げ、園長先生が見えた茂みに向かいます。
茂みの中の園長先生は、慌ててリモコンを操作します。
すると・・・
ものすごい轟音とともに、ビッグオモチャオが大爆発してしまいました。
「え?自爆?」
「どうして爆発しただか?」
「まあよかったチャオ。これで自由の身、また悪行し放題の生活に戻れるチャオ!」
こうして、クロンは無事チャオ刑務所を抜け出すことができましたとさ。
ちなみに、ビッグオモチャオの自爆の原因はというと・・・
園長先生が焦って自爆スイッチを押してしまったのでした。