第20回 作戦会議~序~
なんだか訳のわからないロボットとチャオが仲間?になったクロム一行。とりあえず引き返しました。
「うわ~!!ねぇ!見て見て!このヒトすごぉ~いよ!ひじからバルカン砲がでてる!!頭からはミサイルが出るんだって!メタ○ーのパクリっすか?」
「うぅ~あんまり見ないで下さいよ・・・あちこちを。それにその表現、何人の人が分かるだろ」
クロムはまじまじと考え込みます。
「今、思ったんだけどさ、なんで俺の部屋に6人もきてんの?・・・に、二酸化炭素が多くなるじゃん!」
クロムの部屋は蒸しきっています。窓ガラスには水滴がついています。
「まぁ、いくとこないしな・・・」
「他のヒトの部屋にすればいいじゃぁん!?」
「いや!」
クリスの即答にクロムは撃沈しました。
「さて、これからどうしますか?」
皆、考え込みます。と、クロムがいいます。
「そーだっ!いい考えがある!!」
「なに?」
「お金がないからアルバイトしよう!!」
一同に沈黙が走ります。
「なに言ってんのよっ!!いや!敵を倒せばいいのよ!」
「そうだ!大体、何でこの俺がバイトなど・・・」
「私、アルバイトってやったことありませんから・・・」
「俺はどうでもいい・・・」
「ロボットってバイトできるのですか?」
一斉に反論&質問を食らいます。
「うぅ・・・」
本日2度目のクロム撃沈!!
「あ~あ沈んじゃった・・・」
終わり