No.6

 そういうわけで、本格的な(?)調査が始まった一日目。今日も曇り。まるで今後の調査の雲行きのよう。
 昨日のヤイバの話が本当なら、むやみに通信機を使うのはよろしくないと判断。今後カチューシャの発信スイッチには手を触れない事にした。とは言っても、元々触れる機会もなかったのだけど。
 そしてもう一つの注意点は、アンジュさんから預かった携帯電話の存在を隠しておくことだ。
 私はケータイというものがあまり好きではない為に所持はしていなかったのだが、今回の件について連絡を取り合いたいというアンジュさんの提案により、彼女のケータイを一時的に借りる事にした。変なタイミングでかけられても困る為、基本的に私からの一方通行なホットラインだが。
 カチューシャ型通信機は使わない。ケータイはこちらからの連絡が主。クライアントの情報を守る為の稚拙な制約である。私事ではあるけど、立派な仕事でもある故だ。タダ働きだけど。


 今日は事務所には寄らず、街中のファミレスにやってきた。
 開店直後の店には然程の客はおらず、ヤイバの姿はすぐに見つかった。意図して窓際から遠ざかっているのだろうか、店内の端っこの席で暢気にコーラを飲んでいた。灰色の体やノートパソコンの存在がどことなくヤイバの姿を怪しくさせる。
「おはよう」
「うむ、よくぞ来た小娘よ」
「あ、モーニングセットお願いします」
「かしこまりました」
 どことなく偉そうなヤイバの態度を欠片も気にせず、ウェイトレスさんに朝食を頼む。そのやり取りにヤイバが何か物言いたげが顔をするが、努めて気にしない態度を取る。そこまでしてやると流石にへこんだか、ふんぞりかえって座っていた姿勢が猫背ぎみになる。
「ユリってさぁ」
「うん」
「スルースキル高いよね」
「そりゃどうも」
 褒め言葉かどうかよくわからないが、とりあえず無難な言葉を返して本題を目で促した。ヤイバは溜め息をコーラと共に飲み下し、その視線をノートパソコンに移す。
「一応二つ三つ情報が出た程度かな」
「へぇ、早いね」
「そんなもんだよ」
 ……何故かこれっぽっちで会話が止まってしまう。
「え、それで?」
「なんだ?」
「だから、その情報は?」
「まだまだ。信憑性のある情報が出るにはもうちょいかかるよ」
 どうも話が飲み込み辛い。二つ三つの情報とか信憑性がとか。
「そもそもどうやって情報を集めてるの?」
「これ」
 聞かれるだろうと思っていたか、先にパソコンの画面をこちらに向けてきた。映っていたのはネットによくある掲示板だ。
「え、ひょっとして掲示板で質問してるの?」
「まあそうとも言う」
 頭を抱えた。そしたらヤイバが笑った。
「少しでも頼りにした私がバカだった……」
「はっはっは、まあ落ち着いてこの板のタイトルを見たまえ」
「そんな便所の落書きみたいなもの見てなんの意味があるかっての!」
 と、頭を上げて怒りの矛を突きつけると、ちょうど画面が視界に映った。一応尻目でそれを見てやると、気になる文字が目に入る。
「ん……『ガチで探偵ごっこしようぜ』?」
「そうそう、略してガチタン」
 それがなんだと目で訴えると、ヤイバは手に持っていたマウスで画面を上へスクロールさせた。そこにはこの掲示板の説明が書かれていた。
 内容を要約するとこうだ。子供の頃に憧れた探偵。仕事にする気はないけれど、社会に潜む謎を暴いてみませんか? ……と言った感じ。
「まさしくごっこ遊びかよ」
「そう言うなよ。案外侮れないんだぜここ。既に時効になった事件を20スレ費やして暴いたって伝説もあったりする」
「そうは言ってもさぁ……」
 私の批評なぞ何処吹く風、ヤイバは自信満々に『ガチタン』の説明を始めた。
「一、タダ働きが当たり前。まかり間違っても報酬を貰おうなんて思うな」
 まさに今の私達と同じ状況だな。
「一、自分の身にどんな危険が降りかかっても自己責任。リアルの探偵は金の為にリスクを犯す必要性はあるが、探偵ごっこにその必要はない」
 如何にもネットらしい注意事項だ。しかし確かに金が絡まないという点で、本職の探偵とは大いに異なる。掲示板上のやり取りである以上、いつ身を引くも自由という特徴があるわけだ。
「一、ネタを持ち込んだ側はデマの情報を貰っても泣くな。ここはあくまで掲示板だ、デマがあるのは当たり前。あくまでごっこ」
 これを聞いた途端一気に萎えた。一番の問題点じゃないのかそこは。本気で頼ろうとするからいけないのか。つまりここを頼ったヤイバは本気じゃないのか。殴っていいか。
「一、ここで得た情報で何をするも自由だが、この掲示板はそれによって生じた如何なるトラブルにも関与しかねる。とまぁ、具体的な箇条はこんなもんか」
「なるほど、探偵ごっこね……つまりヤイバもごっこ遊びのつもりだと言いたいんだ」
「半分はな」
「もう半分が本気っていうのは冗談でしか通らないよ」
「大丈夫だって。この板を利用してる連中って割と『本物』が混じってるからな」
「本物?」
 どこか意味深な言葉に私は興味を惹かれた。ヤイバは得意気にコーラを呷り、語る。
「本職は勿論、極稀に裏の世界の人間もいるんだ。驚く事にな」
「デマじゃないの?」
「オレも最初はそう思ったね。だけど、カズマが裏を取ったって言えば話は違うだろ?」
 ――思わず息を呑んだ。
 カズマは小説事務所きってのハッカーだ。その腕は素人目から見てもかなり天才的だと思う。そのカズマがわざわざ暇を持て余して探偵ごっこの掲示板にいるユーザーを調べたというなら、恐らく間違いはないんだろう。
「でも、なんでそんなごっこ遊びの掲示板なんかに」
「金と才能をドブに捨てる奴は腐るほどいるってこったな」
 ……つくづく人は愚かだと思う。なんでごっこ遊びにそこまで本気になれるんだよ。働けよ。
「で、肝心の未咲ちゃんの件だけど。今のところは大した情報は来てないな」
「はぁ」
「でもスレの流れはびっくりするくらい早いぜ。みんなやる気はあるから安心しろ」
「なんでやる気あるの?」
「名探偵――この板で優秀って言われてるユーザーの事なんだけど、その中でもオレってトップクラスなわけ」
 ひょっとしてヤイバ、その探偵ごっこの際に事務所の力を利用してるんじゃなかろうか。タダ働きが通常営業ってどういうことだよ。
「そのオレが裏組織絡みのネタを持ち込んだってんで、スレはもう加速しまくりよ」
「なんだ、モテモテじゃないですか。彼女なんて要りませんね」
 冗談で言ったらヤイバがへこんだ。
「……ヤイバってさ」
「うん」
「脆いね」
「うん」
 鼻を啜って、話の続きを再開した。
「何はともあれ、見てるだけの連中も新しい情報が来ては考察しあってるから、流れ早くて目が離せないんだよな」
「ふぅん……」
「とまぁ、こっちの件については任せておくんなましってことで。ところで写真持ってきた?」
「ああ、写真ね」
 話の流れが酷くてすっかり忘れていた。昨日のうちにアンジュさんから借りてきた写真をポケットから取り出し、ヤイバに渡す。ヤイバは受け取った写真をまじまじと見つめ始める。
 ……ざっと、数十秒。
「ヤイバ?」
 やけに見ている時間が長い。コメント一つ寄越さず、ただただ写真を見つめるだけのヤイバ。……ひょっとして?
「ねえ、ヤイバ」
「…………」
「可愛い?」
「……やべぇよ」
「何が?」
「リアルも捨てたもんじゃねぇよ!」
 いきなりガタッと立ち上がって声高らかに叫ぶもんだから、店内中の僅かな客の視線が一斉にこちらを向いた。この構図、覚えがあるぞ。
「おいてめぇ」
「なんだユリ、オレは今運命の神からの恵みに感謝の気持ちをだな」
「とりあえず横見な」
「ああん? ……あ、失礼しました」
「あ、いえ」
 流石にばつの悪い顔で頭を下げた。なんともタイミングの良い事に、ちょうどモーニングセットがやってきたところだった。


 ヤイバがこう叫ぶのも無理はない。私も未咲の写真を見た時は、ヤイバほど大袈裟ではなかったが驚いたものだ。
 まだ子供ながら難点の見当たらない整った顔立ち、質実剛健と才色兼備の滲み出る凛とした表情、アンジュさん曰くこだわりの無いストレートヘア。何処かの学校の制服姿がとても良く似合っている。
 まあ要約すると、とても可愛いって事だ。こんな女の子が立派に探偵をやってるというのだから驚くしかない。改めて写真の美少女を眺めながら、私はモーニングセットのトーストをかじる。
 ……それにしてもこの子、どこかで見た覚えはなかったかな?
「なあ、これ惚れていいよな? 会ったらプロポーズしていいよな? っつーか結婚していいよな?」
「……そういえば人間とチャオが結婚できる法律はなかったね。確か」
「ああっクソが! なんだってオレは今チャオなんだ! 昔はバリバリ人間だったのに! 覚えてないけど!」
「それは災難でしたね」
「ちくしょう……ちくしょう! せっかくカズマを出し抜けると思ったのに、種族の壁が立ちはだかるとは……いや、そんなの関係ねぇ! これしきの壁も乗り越えられないんじゃ愛は語れぬ!」
 恋愛経験の無い奴が愛を語るか。実に滑稽である。
「惚れるのは勝手だけど、ちゃんと働いてよ?」
「安心しろ、この子はオレが絶対に見つけ出してやるからな!」
 探してるのはネットのオトモダチだけどな。

 そんな時だった。突然、私の頭の中で電子音が反復した。
 今一番注意を払っていたカチューシャ型通信機の出す音に、私は思わず微かに飛び上がってしまう。誰だ、こんな時に?
「はい、もしもし」
 ヤイバに手で制止を送ってから応答する。ヤイバもさっきまで理性の一つや二つを捨てて騒いでいたのを瞬時に抑えてくれた。空気の読める奴で助かる。
『俺だ』
「所長? どうしたんですか、急に?」
 思い掛けない人物からの連絡だった。二度目の連絡以降、用も無くなって連絡なんか来ないと思っていたのだが……。
『大した事じゃない。もうすぐ帰る目処がつくから、一応連絡しておこうと思ってな』
「え、そうなんですか?」
 ちょっと拍子抜けだ。てっきり半年以上は帰ってこないつもりでいたんだけど。
『こないだ頼んだ仕事分の報酬も、帰ってきた時に済ませよう』
「はぁ。そりゃどうも……」
『ところでお前、今どこにいるんだ?』
「えっ? じ、事務所ですけど……またなんか仕事ですか?」
 言い訳が脊髄反射的に飛び出した。大丈夫だよな。バレないよな。
『ん……いや。ちょっと聞いてみただけだ』
「あ、さいですか」
『ああ。じゃあな』
 そこで通信は終わった。と同時に、いつの間にか溜まっていた息の塊が口から吐き出される。
「び、びっくりした……」
 まさかこんなタイミングで所長から連絡が来るとは思ってもみなかった。
「先輩、なんだって?」
「もうそろそろ帰ってくるって」
「ふーん……で、そんだけ?」
「あとは、今どこにいるかって。それだけ」
「んー?」
 私の簡潔な説明を聞いて、ヤイバは何か思う所があるのか首を傾げた。
「どうかしたの?」
「なんかおかしくね?」
「何が?」
「何がって、会話が」
 今度は私が首を傾げた。何がおかしいのかわからない。
「いや、人読みになるんだけどさぁ。先輩が帰還報告なんかするか?」
「あっ……確かに」
 そう言われてみると、所長の無駄な会話をする姿は全然想像できない。単に事務所にいる時は寝てばかりだから、という印象が強いせいなのかもしれないが……新入りの私はともかく、勤務暦の長いヤイバの言う事だからまず疑っていいのだろう。
 だが、もしそうなら所長は何故連絡を取ってきたのか、という話になってくる。もうすぐ帰るとか報酬の件がとかが嘘、または本当の目的を隠す建前の発言だとするなら……。
「なあ、ユリ」
「何?」
「お前、誰かにファミレス行くって言ったか?」
「誰にも言ってない……と思う」
 お互い、思う所は同じらしい。
 恐る恐る、窓の外の方角に顔を向けてみた。曇り空の下、俗に言うラッシュアワーが展開されていた。この辺りは企業の会社が多いせいだろう。その人波を、私達は視線で掻き分けてみた。……多分、誰もこっちを見ていない。
「一つ確認したいんだけどさ」
「何?」
「所長から連絡あったのって、全部でいくつ?」
「仕事関連で一回目と二回目、今ので三回目」
「その二回目の時って、具体的にどんな状況で掛かってきた?」
「件の探偵事務所にお邪魔して、数分経った時かな」
「数分、ね。タイミングとしては被るな」
「うん」
 そういえば私がファミレスに入ってから数分くらい経ったかなと思い返し、改めてこれまでの経緯を振り返ってみる。
 所長の不自然な連絡内容。二回目と三回目の連絡のタイミング。確信に至るほどの根拠ではないが……。
「お前、跟けられてんじゃねーの?」
「どうなんだろう……?」
 可能性はある。どちらも私が建物内に入ってしばらく経ってからの通信だ。しかし、これを疑う理由はついさっきの通信内容に疑問があるというだけのものだ。何か確証が欲しいところだが……。
「ねえ、ヤイバ。ミスティさんの電話番号とか知らない?」
「ん? まあ、知ってるけど」
「教えて」


『はい、ミスティですけど。どちらさまですか?』
「あ、ミスティさん? ユリです」
『あっれー、ユリちゃん? 私の番号知ってたっけ?』
「ヤイバに教えてもらったんですよ」
『そっかー。で、なんか用?』
「ええ、まあ。あれから所長と連絡取れました?」
『全く取れてません! 頼まれてた仕事もはかどらないしさー』
「そうですか。ところで、今どこに?」
『ちょっとお散歩中だよー。フウライボウと一緒にね。現在地、商店街でーす!』
「本当ですか? ちょうどよかった」
『んー、何がー?』
「ミスティさん、今から少しの間だけ私の指示通りに動いてくれませんか?」
『ほっほぉー? なんだいそれ。面白そうだね。やるやるー』
「ありがとうございます。じゃあ、まずは周囲を見回してください。誰かに跟けられてないかを警戒してるみたいに」
『変わった指示だねぇ。……オッケー、やったよ』
「そしたら、その場から移動してください。ちょっと小走り気味に」
『なるほど、逃げるフリだなー。どこまで逃げればいいの?』
「近くの手頃なお店とかありませんか? 飲食店とか、のんびりできる場所が最適かと」
『ちょっと待ってね、けんさくちゅう……あったあった。入ったらどうすればいい?』
「後はそこで十分くらい時間を潰しててください」
『え、それだけっすか!』
「はい。もしも誰かから連絡が来たら、またすぐに私に掛けなおしてくださいね」
『オッケーオッケー。それじゃ、また後でー』


「どういうつもりだ?」
 私の通話内容を傍から聞いていたヤイバが、意図がつかめないという顔で尋ねてきた。
「これでミスティさんに所長から連絡が来れば、私達が跟けられてるって証拠になるの」
「なんでミスティさんなんだよ?」
「ああ、知らなかったっけ。ミスティさんも所長から未咲について調べてほしいって言われてるの」
「へぇー。でもさ、尾行してんのは先輩だろ? 別の場所にいるっていうミスティさんにそんな事させても意味なくね?」
「一人が無理なら、二人で尾行すればいいじゃない」
「は? ……あー、ミキか!」
 手をポンと叩いて、ヤイバが感嘆の声をあげた。
 これらは推測に過ぎないが、ミキは恐らく所長の『野暮用』に協力している可能性が高い。そう考えると所長と全く同じ時期に姿を消した理由としては筋が通る。そう考える事によって、所長とミキが私とミスティさんを尾行しているという裏付けだって取れる。
 だが、この推測は決定的に欠けたポイントがある。それは動機だ。
 何故所長は私達との連絡を取らず、私達を尾行するのか? その理由は皆目検討が付かない。それが明らかにされない限り、所長の取っている全ての行動の理由もわからずじまいとなり、私の推測は全部空回りに終わるだろう。
 ……それでも、調べる価値はある。空回りなのかどうかについては、調べるだけ調べてからでも遅くはないはずだ。

 そして、見計らったようなタイミングでケータイが鳴った。
「おい、マジかよ?」
 まだ二分も経ってないが、着信は確かにミスティさんからだ。まさかここまで事がうまく進むとは思っていなかっただけに、私達は思わず顔を見合わせてしまう。ケータイを握る手も、心なしか震えてしまっているような気がする。
「はい、もしもし」
『ユリちゃん! ビンゴよビンゴ! 所長さんから電話が来たの!』
「ほ、本当ですか?」
 本当に釣れてしまった。ヤイバは既に笑いが抑えきれなくなり「テンションあがってきた」と言って顔をぶるぶる震わせている。
「あの、どんな話を?」
『えーっとね、仕事の経過と今どこにいるかって。行き詰まってるから気分転換の為にケーキ屋さんに寄ってるって返しといた。あ、一応ユリちゃんの事は伏せておいたよ』
「そうですか。ありがとうございます、助かりました」
『ふっふぅーん、別にどうってことないよ。……で、これってつまりどういうことなの?』
「あ、気にしないでください。こっちの事ですんで」
『えー、つまんなーい! 私だけ除け者ですかっ!』
「あはは……わかりました。未咲さんの事について私が知ってる範囲の事を教えますから、協力してくれませんか?」
『わーいわーい! いいよ! 教えて教えて!』
 まるで無邪気な子供だなと笑みを漏らし、そういえばミスティさんは立派な少女だったなと思い返す。
 そして私は電話越しに、かいつまんで未咲という探偵少女の事と今の捜査状況をミスティさんに話した。
『ふーん……なんかややこしい事になってるんだね』
「ええ、まあ」
『オッケー、できる限り協力するよ。何かわかったら連絡してあげる。それと、今後所長さんから仕事の経過を聞かれたら、なんて答えれば良いのかな?』
「うーん、多分普通に話していいと思うんですけど……ミスティさんにおまかせします。ケースバイケースで」
『わかった。今後もユリちゃんの事は伏せる方針で行くよ。じゃあ、またね』
「ええ。今後ともよろしく」
 そこで通話を終わらせ、私はケータイを閉じた。そこで微笑みが漏れているのに気付いて、私は今の状況に昂っているのに気付く。
 たまによく聞くあの言葉はこういう時の事を言うんだなと、私は今日実感した。

「――面白くなってきた」

このページについて
掲載日
2011年5月27日
ページ番号
8 / 12
この作品について
タイトル
小説事務所 「Repeatを欠けろ」
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
2011年5月27日