キャラクタープロファイル
>未咲ユリ:女性:人間
かつて探偵として活躍していた少女。本作の主人公。
ある事件を皮切りに交通事故の体裁で殺されてしまったが、後に裏組織の技術によって未咲ユリとしてこの世に帰還した。
普段は常識人であるが、ここぞという状況においては常人離れした行動を取るような危うい二面性を持つ。
人間の姿と記憶を取り戻してからも小説事務所で日々を過ごし、変わらない毎日を享受している。
>>フロウルが見つかったという報告を受け、単身ステーションスクエアから離れて近代都市モノポールへ向かう。
>ゼロ:男性:ニュートラルハシリ・ハシリ二次進化
小説事務所の所長。白い帽子と眼鏡がトレードマークのソニックチャオ。
本の世界からやってきた魔法使いであると言われているが、詳しい事はよくわかっていない。
普段は所長室にある自分のデスクでずっと居眠りをしている。基本的に自分から動こうとはしない。
少なくとも所長としての器は備えている。表面上は面倒事を押し付けるようにして仕事を任せてくるが、それは所員の事を信頼しての事。だと思う。
>>所長室に「しばらく空ける」と書かれた置手紙だけ残して消えてしまったゼロ。まだ帰ってくる気がないらしい。
>シャドウ:男性:ダークハシリ・ハシリ二次進化
人知れず大統領の依頼を遂行する究極のハリネズミ――の名をコードネームにしている。本名は不明。ゼロの義理の兄。
本の世界からやってきた魔法使いであると言われているが、裏の世界に伝わる根も葉もない噂であるとも言われる。
あらゆる組織を転々としており、その素性を詳しく知るのは所長を始めとする小説事務所の古株の面々のみ。
協調性が無さそうに見えるが、かなり面倒見の良い性格をしている。しかし人付き合いは割り切っており、自分に関係の無いと思う人物に対しては容赦がない。
>>今回、ユリが単身フロウルを追うと聞いて協力を申し出るが……?
>パウ:女性:テイルスチャオ
事務所きっての天才メカニック。言われないと気付かないが、れっきとした女の子。
本の世界からやってきた魔法使いだと言われているが、メカニックとしての彼女とのギャップのせいであまり想像はできない。
事務所の地下室に専用の研究所を設けているが、仕事以外の時は主にライトノベルを読んで過ごしている。たまに作る発明品は人の身に着ける物を改造した物が多い。
かなりマイペースかつ楽観的。気前も人付き合いも良いが、時折冷めた一面を見せることも。
>リム:女性:ヒーローチャオ(垂れウサミミ)
事務所の収入源と言っても差し支えない、究極の運の持ち主。
本の世界からやってきた魔法使いだと言われている中では一番それっぽい感じがある。
小説事務所の受付嬢として日々をのほほんと過ごしているが、暇があれば宝くじ売り場を始めとする場所で豪運を振るう。事務所の金は彼女の金と言われるほど。というか彼女の金。
礼儀正しく誰に対しても敬語を使う。事務所のお姉さん的存在で、基本的に誰にでも笑顔で接する心優しい人物。
>カズマ:男性:ニュートラルハシリ・ハシリ二次進化
小説事務所の抱える問題児。爆発物好きのハッカー。
元は普通の人間だったのだが、運の悪い事にチャオにされてしまったという。普段の振る舞いとは裏腹に、彼の過去は暗い。
基本的にヤイバと一緒にゲームをする日々を送るが、たまに暇になったかと思うと何かとんでもない事をする迷惑な奴。
何事も省みない性格をしており、自分の身に危険があろうがなんだって実行してみせる。何かあればちゃんと他人を気にかける優しい少年でもある。
>ヒカル:女性:ヒーローヒコウ・ヒコウ二次進化
事務所最強の(と勝手に銘打たれた)武力派ツッコミ少女。
カズマとは幼馴染で、彼同様に元人間。自らの境遇を嘆いてはいるようだが、今の生活に不満は無い様子。
普段事務所にいる時は静かだが、カズマ達が一度問題を起こせば颯爽と駆けつけ、懐からハリセンを抜き一閃する。
気さくで誰とでも気軽に会話できるが、カズマとの関係を指摘し出すと途端に恥ずかしがる。並外れた度胸を持つが、幽霊が苦手。
>ヤイバ:男性:人工テイルスチャオ
誰が呼んだか知らないが、小説事務所のグレーゾーンと呼ばれる男。
元人間で、ある組織の実験により灰色の人工チャオにされてしまったというが、それ以外に彼の過去は不明。
カズマと一緒にゲームしたりして日常を潰している。大したスキルもなさそうだが、彼の能力は意外と謎に包まれている。
ノリで生きているとでもいうような振る舞いをしており、何事も深く考えていないように見えるが、彼なりの筋は持ち合わせている。なかなか読めない人物。
>ハルミ:女性:人工ヒーローチャオ・コドモ
事務所内では最年少の女の子。カズマの妹。
元は人間だったのだが、あまりにも悲惨な過去を経た後、灰色の人工チャオになってしまう。
小説事務所を家のように思っており、所員とも家族のように接する。最近はカズマとヤイバの趣味に影響されている節があり、ヒカルの悩みの種となっている。
幼いながらも礼儀正しく、しっかりした子。人懐っこく、気遣いのできるとても良い子。それとは裏腹に敵と認識した人物には情け容赦は無く、どんな危害を加える事も厭わない子……らしい。
>ミキ:女性:人工ヒーローオヨギ・オヨギ二次進化
所長室の隅で本を読み続けているアンドロイドガール。
頭から爪先まで謎に包まれた石色のチャオ。非常に高度な能力を持つとは言われているが、披露する機会に乏しいので実力は未知数。
本のページを捲る時以外は石像のように動かない。それ以外に彼女の生活風景を見る機会が滅多にない。自宅も無いらしいので、本当に事務所の置物。
微細の感情も見せず、まさに機械と呼ぶに相応しいほど無口。何か伝える事があればちゃんと喋るが、一方的に用件を伝える以外では一言単位の受け答えしかしない。
>>所長と共に姿を消してから、彼女もまた帰ってきてはいない。
>ミスティ・レイク:女性:人間
優秀なチャオ研究者を父に持つ、天真爛漫な少女。
自身も物書きとして、そしてEXワールドグランプリというレース大会においても広く名が知れ渡る。
親友であるフウライボウと一緒に世界を旅してまわっている。小説事務所の面々とはふとしたきっかけで知り合い、父の研究絡みの情報提供などで協力している。
底無しの元気が彼女の取り得。何事にも臆する事なく挑戦し、失敗してもへこたれないポジティブシンキングの塊。昔からチャオが大好き。
>>フロウルを探す為に行動するユリの為に、モノポールに詳しい彼女は協力を申し出る。
>フウライボウ:男性:ニュートラルオヨギ
世界で最初のチャオの旅人。
ひょんな事でチャオガーデンから一人で旅立ち、ミスティックルーインを単身で踏破したという。サバイバビリティに長け、釣りの名人としても知られる。
その後もミスティと共に、旅の途中で知り合った人々の支援を受けて世界中を旅する。ミスティとは四六時中行動を共にしている。
どことなく無愛想に見えるが、誰かの感情に溢れた行動や態度に興味を持ち、割と人柄を観察する。食い意地が張っており、かなりの早食い。