番外編!続き
しゃっくりをしながらナイトはアイスを食べていた。
「ねぇ、ナイト。ソニックチャオってどんなチャオ?」
「んと…ヒック、トゲトゲで…青いのっ…ヒッ!ゲホゲホッ!」
アイスを食べながらしゃっくりをしてしまったのでナイトはむせ返ってしまった。
ナイトが鉛筆で書き始めた
Σ Λ Λ
Σ(・v・) こんなのを。
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「これは似てるって言えばいいの?私にはわかんないっ!」
そう思いつつも、優奈はさっきのナイトの泣き声でもらい泣きしたスノーを慰めた。
次の日。
日曜日だったのでスノーとナイトを公園へ連れて行くことにした。
ナイトがブランコでウルトラCの大回転をしているのを
「飛べるから怪我しないでしょ。」と思いつつ、向こうを見ると
亮の姿があった。
例のソニックチャオに逆上がりのコツを教えてやっている所だったみたいだ。
彼も優奈に気付いたらしく、近くによってきた。
「おっす。七瀬。この2人はどっちもお前のか?」
「ナイトがそう。スノーは元々お父さんとお母さんが連れてきた。珍しいハーフだって。」
「あれが、例の奴だ。シャインって言うんだけど、どーしても逆上がりがしたいって聞かないからここに連れてきたんだ。」
ナイトとスノーとシャインが3人で鉄棒しているのを見た。
その日から、ナイトとスノーはよくシャインと遊んでいた。
鉄棒したり、滑り台で遊んだり楽しんでいるようだった。
そして木曜日、ついに…。
「は~ぁ…。疲れた~…。」
優奈が廊下をぶらついていると、亮がその同じクラスの女子と喋っているのを見つけた。
「…何さ、あの女子……っ!?」
驚いて、意味もなくあたりを見回す。小さく深呼吸をしてこう呟いた。
「私…アイツの事…好きになったのか?」
~~~~~~~終わり~~~~~~~~~~~~~