第18話 Re:code編

シルバット学園 第18話 Re:code編 

~~~学園・図書室~~~
交響曲:はぁはぁ・・・・ここにあったんだ・・・
舟歌:シン!そんな顔してなにがあったの!?
フィナス:シン、何があったんだ?
交響曲:謎は全て解けた。
サレナ:えっ?
ネウクス・夜想曲:!?
交響曲:なんでここに半獣化についての本があったのか。僕達がなぜこの学園に集まったのか。
    そして、なぜ"夜想曲とネウクスが怯えてる”のかも全て分かった。
サレナ:怯えてる・・・?
サレナは、ネウクスと夜想曲を見た。
少しだが、ネウクスが小刻みに、小さく震えていた。
ネウクス:・・・・・・
夜想曲:・・・・・・
交響曲:ここで、生まれたんだ。半獣化は。
ユニト:・・・・・え?今なんて・・・?
交響曲:ここで、半獣化が生まれた。そうこの学園こそが半獣化を生み出した場所だったんだ。
フィナス:!?
交響曲:そして、この本をこう傾けると・・・・
そう言ったシンは、赤い本を自分の方に傾けた。
カチッと音がなり、ゴゴゴ・・・・と揺れた。
ある本棚が動き、その後ろに、扉が現れた。
雷夢:隠し扉!?
交響曲:ここに、半獣化の秘密があるんだ。僕は真実を知りたい。
そうして、交響曲たちは扉の中に入った。
~~~学園・秘密部屋~~~
そこは、研究室だった。
奇妙な装置やら、コンピューターやら、色々な物があった。
冷夢:この装置は・・・・・
そして、冷夢は、机にある本を見つけた。
冷夢:これは・・・・・日記か?
レンカ:ん?どれどれ・・・・・ってこれ・・・・・・ちょっと読みあげるね。

~☓月4日~
とうとう、私の研究は完成した。
私は、ついにチャオと小動物の融合を果たしたのだ。
これで融合したチャオは、獣型、人型、
そして獣型と人型、両方の姿を持った型
私はこれを「半獣型」と名付けることにした。
この27個の卵から生まれて来るチャオは、
それぞれ見たことない新種の小動物のパーツや
あの伝説の小動物、龍、一角獣、不死鳥のパーツが生まれつきついているだろう。

フィナス:27個の卵だと・・・・?ってことは俺らは・・・・
交響曲:らしいな。僕らは、「同じ場所で生まれた」ってことだな。
雷夢:ということは、私たちは兄弟ってことになるの?
前奏曲:兄弟ということになりますね。
ユニト:それはそれとしてなぜノクとネウクスは、怯えて・・・・
夜想曲:ノク・・・・・
レンカ:ねぇ、続きを読んでいい?
10人:あ、ごめん。

~☓月5日~
ついに、チャオたちが生まれた。
やはり予想通り生まれた色とりどりなチャオたちには、
見知らぬパーツや金枠の動物のパーツがついていた。
そして私は、このチャオ達に名前をつけることにした。
私は元々、クラシック音楽が大好きだった。
あるチャオは、興味深く、研究室にある世界地図を見ていた。
そうだこのチャオには、エコーという名前をつけよう。

ユニト:これってもしかして僕のことかな?それにエコーって・・・・
レンカ:はいはい、次々。

またある2匹のチャオは、生まれついた羽で空を飛び、冷蔵庫の上にいた。
この2匹は、一緒にいるため、双子と考えた。
この黒いチャオにはノクターンと、
そしてツヤ茶のチャオにはセレナーデという名前をつけることにした。


フィナス:ネウクス・・・・・
ネウクス:・・・・・・・・・そう僕は覚えてる。本当の名前がセレナーデということも。

~~~~~~~~~~~~~~続く~~~~~~~~~~~
急展開すぐる^p^
久しぶりです。フィノクスです。
チャオキャプチャーも、後もう少しで完成なので、もうしばらくお待ち下さい。

このページについて
掲載日
2011年8月8日
ページ番号
19 / 21
この作品について
タイトル
シルバット学園
作者
フィノクス
初回掲載
2010年7月20日
最終掲載
2011年12月25日
連載期間
約1年5ヵ月8日