第6章 後編 勇者達のミス
> 神父「わかりました。ではあなたの希望名は?」
> アミーゴ「希望名は「勇者」だ!!」
> 教会チャオ全員「(なに~~~~!!!!!)」
神父「(正気か!?こいつ)な、なぜそのような名前を」
アミーゴ「かっこいいし、みんなから勇者って言われてみたいから!!」
とんでもない理由だった!!
神父「(冗談だろ!?)しかしそれはちょっと」
アミーゴ「できないのか?」
神父「(こいつと喋ってると疲れるな。さっさと終わらせよう)わ、わかりました」
神父はもうどうでもよくなった!!
神父「今日からあなたの名前は『勇者』です。誰がなんと言おうと勇者です。わかりましたね?わかったらさっさと出てけ」
神父はちょっと冷たかった!!
せんべい王の城前~城門
勇者「ついに来たな!!」
ミルフィーユ「うん!!」
勇者「装備はあるな?」
ミルフィーユ「ちゃんと家から持ってきたよ」
勇者「じゃ、じゃあ行くぞ!!」
門番「コラ~お前らちょっと待った~」
勇者達「え?」
門番「コンテストに参加する奴だな。じゃあこの紙に『名前』と『職業』それに『レベル』を記入しなさい」
勇者「な、なんだそれ?」
門番「は?お前らもしかしてコンテストのルール知らないの!?」
勇者「ははは。それ以前に職業とレベルさえも知らないね」
勇者は自慢した!!
ミルフィーユ「あたしも・・・」
門番「(大丈夫かよこいつら)あのなあ。このコンテストはその名の通り、職業が勇者でなきゃ出場できないんだぞ」
・・・・・・・・・・・・・・・
勇者達「え~~~~~~~!!!!!!!」
門番「(こ、こいつらマジで知らなかったのかよ!!一体ここへ何しに来たんだか)」
勇者「名前が勇者ならいいだろ~!?」
門番「ダメに決まってんだろ~!!」
ミルフィーユ「そ、そんな」
門番「わからないなら教会で調べてこいよ」
勇者達「そ、それだ~!!」
ドドドドドドドド(時速50㎞)
門番「(あ、言い忘れてたけどコンテストはあと7分で始まっちゃうのよね)ま、いいか」
その頃親父は・・・
バタバタ村
親父「本当にわしの職業は××××なんですか!?」
神父「ウーザイさんもしつこいチャオだべ。これで139回目だ。何度も言うようにあんたの職業は××××だべ!!」
親父「そ、そうですか・・・(う~む大変なことになってしまったようだ・・・)」
続く