第6章 前編 親父旅立つ!?
>親父「わしも・・・旅立つ!!」
>母&妹「は!?」
親父「やっぱりアミーゴの奴が心配だ!!」
妹「そしたらお兄ちゃんの旅の意味は!?」
母「そうよ。あなたが行けばよかったんじゃない!?」
親父「お前達は何も分かってないんだな」
親父には似合わないセリフだった!!
親父「わしが魔王退治の旅に行けなかった理由はもう一つあるのだ~!!」
妹「とかなんとか言っちゃってどうせくだらない言い訳でしょ?」
親父「ちがう!!行けなかった理由は『職業』が『勇者』ではなかったからだ~!!」
母「何?それ?」
作者「え~ここで解説しましょう。この小説は『RPG風冒険ギャグ小説』なので当然『職業』があるんですが、旅は旅でも魔王退治の旅にはパーティー(自分と仲間達)の中に必ず職業が『勇者』でないとだめだーめという条件があるのです!!ちなみに職業は以下の通りです。あと職業はそのチャオが生まれたときに『アビリティ」などにより決定します(この小説だけですけど)。例えばアビリティがCDABCだったとしたら『ハシリ』『パワー』が高いので『武闘家』という感じ。それと職業にはなかなかなれない珍しい職業もあります。そう言った職業には「レア」と書いておきます」
『職業』 『その職業になる条件(アビリティなど)』
戦士 パワー+スタミナがB以上
武闘家 パワー+ハシリがB以上
魔法使い オヨギがB以上でそれ以外は全てE~C
僧侶 ヒコウが(以下略)
魔法戦士 パワー+オヨギがB以上でそれ以外は全てD~B
バトルマスター パワー+スタミナがB以上それ以外は全てC以上
仙人「レア」 オヨギ+ヒコウがB以上それ以外はC以上
盗賊 ハシリがB以上でそれ以外は全てD~B
魔物使い「レア」全てのランクがC
死神「レア」 ジュエルタマゴ+1/7の確率でなる
召喚使い「レア」全てのランクがC以上+ツヤタマゴ
精霊「レア」 オヨギとヒコウがC以上それ以外はD~B
霊能者「レア」 ヒコウがA以上でオヨギがC以下+透明チャオ
エスパー「レア」オヨギがA以上でヒコウがC以下+半透明チャオ
遊び人 全てのランクがC以外のゾロ目
勇者「レア」 (上に同じく)
作者「以上です!!では話に戻って・・・」
親父「そしてアミーゴが出場する勇者コンテストもパーティーの中に『勇者』がいないとだめなのだ」
妹「ちょっと質問があるんだけど」
親父「言ってみなさい」
妹「お父さんの職業は何ですか?」
親父「・・・忘れた!!だから旅立つ前にそこの教会で調べて貰う!!」
妹「ははは(それくらい覚えとけ!このくそ親父!!)」
妹ルイスは呆れている!!
母「あなた荷物の確認した?」
親父「ああ。ちと重いがえ~と、テントにキャッシュカード、食料一週間分、現金と着替え、それにテレホンカードだ」
テレホンカードは余計だった!!
妹「(また出たよテレホンカード)」
親父「おっとパスポートを忘れるところだった」
ちょっと待て親父!!どこへ行くつもりだ!!
母「(こういう旅って普通歩いていくものだと思う・・・)」
親父「じゃ、行って来る。母さん、家とルイスを頼んだぞ」
母「気を付けて(この人の事だから絶対何かやらかすと思うけど)」
母は親父を信用しなかった!!
妹「でもよかったねお父さん。お兄ちゃんの職業が『勇者』で」
親父「へ?」
妹「だってお兄ちゃんコンテストにでられるんでしょ?」
親父「・・・・・・」
妹「ど、どうしたの?」
親父「し、しまった~~~!!!!」
母「あなた、じょ、冗談でしょ?」
親父「アミーゴの職業は調べてないんだ・・・」
妹「お、お、お父さんは「三度目の正直」っていう言葉を知らないのか~~!!!」
ルイスの絶叫!!親父の心に1600のダメージ!!
母「あなた・・・こんなところで油売ってないで」
母&妹「とっととあの子(お兄ちゃん)を追いかけんか~!!」
親父「ひ~わかってるよ!!」
親父はタンスやテレビをぶつけられながら慌てて家を飛び出した!!