【第5話】
【発明品?】
シルバ「またんかぃぃぃぃぃ!!!!」
???「やだよ~」
まだシルバは追いかけている。
なぜそんなに体力があるのだろうか・・・
???「しつこいな・・しつこい男は嫌われるよ!」
シルバ「そのような思考は何年も前に捨てた!!」
???「人生捨ててるね~」
シルバ「誰になんといわれようが俺は俺の生き方でいく!それが俺のルールだ!!」
???「人生捨てたんなら人生を終わらせてやるよ!」
二人はいつの間にか学園の外にある倉庫の前に来ていて???は倉庫の中に入った。
シルバ「どこに逃げても同じだーー!!!」
シルバが入ると???が巨大な機械をもって待ちかまえていた。
アンナ「このアンナちゃん特性み~んなみんな燃~えちゃえバズーカで燃えちゃえー!!!」
アンナは巨大な砲台の引き金を引いた。
その瞬間砲台に赤い光が集まってきた。
シルバ「んな!?」
アンナ「いっけ~♪」
アンナが言った瞬間赤い光は極太レーザーとなってシルバに向かって発射された。
レーザーが消えた後にはレーザーが通ってすこし丸くへこんでいる床しか残っていなかった。
レーザーは倉庫の外の木も一緒に燃やしてしまったようだ。
発射された時にゴブリンの鳴き声が聞こえたのは秘密だ。
アンナ「排除かんりょ~♪」
シルバ「それは誰のことだぁぁぁ!!!」
アンナ「え!?ど・・どこ!?」
シルバ「上だぁぁぁ!!!」
アンナの上には木刀を下に構えて落下してくるシルバの姿があった。
シルバ「そんなもんぶっ放したら危ないだろうがぁぁぁ!!!」
シルバは木刀を砲台に思いっきり突き刺した。
砲台は木刀が刺さった所からどんどんひび割れていって、そのひびから光がもれている。
そして次の瞬間!!
砲台は大爆発した。
アンナ「きゃぁぁぁぁ!!!」
シルバ「ちっ!」
・・・・・・
【倉庫の外】
アンナ「う~ん・・・」
シルバ「お目覚めかい?」
アンナ「はっ!」
アンナはすぐに起き上がってシルバを見た。
アンナ「助けて・・・くれたの・・?」
シルバ「ああ。」
アンナ「でもどうして!?あたしはあんたからお金を奪ったりしたのに!」
シルバ「んなもんカンケーねーよ。」
アンナ「え?」
シルバ「目の前でチャオが死にかけてんのに見てみぬ振りするわけにはいかないだろ。それが・・友達だろうと、犯罪者だろうと、泥棒だろうと、初対面の奴だろうとな。」
アンナ「・・・・あんた・・・」
シルバ「あ~あ、金が倉庫ごと吹き飛んじまったよ。もったいね~・・・まぁ過ぎたことをいつまでも考えてたらタマンネ~からな。じゃあ俺は帰るとするか。じゃあな、二度と金盗んだりすんじゃねぇぞ。」
アンナ「・・・・ありがと・・・」
シルバ「ん?なんか言ったか?」
アンナ「え?・・・ううん、何にも。」
シルバ「そうか・・・」
【46108室】
シルバ「だからさ~」
シン「なんで君が・・・」
二人「くるわけ!!?」
アンナ「だってあんた達といっしょにいるとなんか面白そうなんだもん。ねぇ~いいでしょ?」
シルバ「・・・・まぁいいだろう!」
シン「ええ!?ちょっとシルバ~」
シルバ「お前がここに住んでも俺はいい!しかし!!その代わり!俺達の役に立つようなことをしてもらうからな!たとえば料理とか・・洗濯とか・・掃除とか・・・」
アンナ「わかった!!じゃあ今日からあたしは正式な46108号室の住民ね!」
シン「・・はぁ・・・」
第5話完