【第2話】
【二人の一日】
【46108号室】
シン「シルバァ~」
シルバ「あ?」
シルバは週チャオを読みながらめんどくさそうに返事をした。
シン「週チャオ読んでないでもうちょっとお金稼ぎましょうよ。」
シルバ「んだよ、前回ゴブリンやっつけたから金貯まってんだろ。」
シン「あんたぶっ飛ばしただけじゃん!!殺してないじゃん!!」
シルバ「んだよその態度はよ~誰がゴブリンに襲われてるお前を助けたと思ってんだコノヤロー。」
シン「こっちはこっちでその分稼いでるんだよ!!」
シルバ「あ~そうですか、それじゃあちょっくら狩りに行ってくるわ。それで文句ないだろ。」
シン「ん・・まぁ・・。」
シルバ「んじゃ。」
シン「いってらっしゃ~い。」
シルバは部屋から出て行った。
一時間後・・・
シン「遅いな~それにいっこうにお金が送られてこないし・・・」
二時間後・・・
シン「まさか・・・!あいつ~!!」
シンも出かけた。
そのころシルバは・・・
シルバ「シンのやつ楽~に騙されやがって、狩りなんかいってる暇があったら週チャオ一冊丸々読んでるっつ~の。」
店でパフェを食いながら週チャオを読んでいた。
シン「コルァァァ!!!」
シルバ「ん?あ!やべ!!」
シン「てめーは何やっとんじゃァァァ!!!!」
シルバ「やっべー!!」
シルバは原チャリにまたがり逃げ出した。
シン「あ!コラ、待て!!」
シルバ「待てって言われて待つ奴がどこにいるってんだ!!」
シン「これでも喰らえ!!」
シンは木刀を思いっきりシルバに向かって投げつけた。そしたら・・・
ゴン!
当たった。
シルバ「ゴフッ!」
シルバは血を吐いた。
でもそのまま痛みをこらえて走り続けている。
シン「なんてやつだ・・・」
シルバ「へっへ~んだ!ここまでお・・」
キキキキキ!バコーン!!
シルバ「ぎゃぁぁ!!!!」
シルバは後ろを見ていたため、バランスを崩し、壁に激突した。
シン「あ~あ・・」
校長「何事じゃー!!」
シルバ「いてて・・・」(それですむのか!?)
校長「こ・・これは・・・この犯人は誰じゃ!」
シン「あいつです。」
シンはシルバを指した。
校長「修理費は全部君が出すように。」
二人「にゃにぃー!!!」
借金返済中・・・
シルバ「やっと終わった・・・」
シン「返済すんのにゴブリンどんだけ倒したことか・・・」
シルバ「つーかあの森にはゴブリンしかいないのか?」
シン「たしかにね。」
二人の一日はこんな感じです;
第2話完