いよいよスタート!年末特番!
ここは人間とチャオが共存する、とある星。
ビルが林立する大都会。
そこが、今回の舞台。
『週刊チャオ編集部』
といっても、この星では総合商社グループなのだが。
とあるビルの一室から、この小説は始まる。
チャオ4周年記念、第1期・第2期週チャオキャラ夢の大共演!
『失踪したチャオを追え!決死の大捜索!?』
ちなみに、ホップスターとかいう馬鹿な野郎がこのグループの会長である。
各種ツッコミは却下。小説だから。
さて、とある部屋。
【エルファ】「編集長、客ですがどうしましょうか?」
彼女がアシスタントのエルファ。
勘違いを避けておくために言っておくが、彼女はチャオである。
この職は相変わらずらしい。
【ホップスター】「・・・とりあえず会おう。ちょうど空いてるしな。」
【???】「失礼します。」
【ホップスター】「ああ。・・・っと、あなたでしたか。」
入ってきたのは、タキオンの妻、マッハ。
あのダサいおやぢチャオ、タキオンの妻である。
ミスティックルーイン(ソニアド1の地名)に家を構え、暮らしている。
【ホップスター】「どうされました?」
【マッハ】「実は、・・・
タキオンが2日前に『釣りに行ってくる』と言って家を出たっきり、それ以来・・・」
【ホップスター】「失踪ですか・・・。」
【マッハ】「ええ・・・それも、ただの失踪じゃないんですよ。」
【ホップスター】「とは?」
マッハは後ろを向いて誰かを呼んだ。
入ってきたのは、あの超ナルシストなチャオ、ロルフィーヌである。
【ホップスター】「おお、ロル公。久しぶりだな。
で、どうしたのだ?」
【ロルフィーヌ】「ふ、あのタキオンとかいうダサイおやぢチャオの失踪はどうでも良いのだ。
実は、ルーティア嬢までもが2日前に失踪してしまったのだよ。」
【ホップスター】「・・・ルーティア嬢・・・
な、何だってっ!!?
それは大変だ、すぐさま調査隊を組織せよ!」
ルーティア・リネージュ。
19歳(※)にして財閥を握り、天才美少女で元アイドル。(彼女は人間)
この失踪は現在公にはされてないものの、知られるのは時間の問題。
すると、世界中が上へ下への大騒ぎになる!
そこに、もう1匹チャオが入ってきた。
タキオンと双子である紀流院である。
ちなみにルーティア嬢の大ファンである。
もっとも、彼女のファンの数は3億人+匹とも4億人+匹とも言われているが。
【紀流院】「ハァ、ハァ・・・」
走ってきたのであろう、息が荒い。
【ホップスター】「紀流院!どうしたんだ?」
【ロルフィーヌ】「フッ、どうせ失踪を今頃知って慌てて走って来ただけなんだろう。」
【紀流院】「いや、確かに今失踪の事を知ったんだが・・・
昨日、俺見たんだよ!
ルーティアちゃんとタキオンが、一緒に歩いているのを!」
【一同】「ええっ!!??」
【マッハ】「どこでです?」
【紀流院】「この近くのビルの前で、車に乗り込むところだ。
車は、東へ走っていったぞ。」
【エルファ】「車のナンバーとか、車種とかは分かります?」
【紀流院】「ナンバーまでは見えなかったが、車は彼女がいつも使っているリムジンに間違いない!」
【ホップスター】「ふむ。
では、まず聞き込みから始めるか。
今から調査隊のメンバーを決めて、すぐに調査を開始する!
陣頭指揮はホップだ!」
1時間後。
【ホップスター】「はあ、はあ・・・。
非常に多くの応募があったから選考に苦労したが、とりあえず。
主役を(ホップの偏見で、とも読む)一応並べてみたぞ。」
リーダー:ホップスター(言わずと知れたバカ編集長)
アシスタント:エルファ(編集長のアシスタント。いつでもアシスタント)
副リーダー:紀流院、ロルフィーヌ(いずれも第1期キャラ)
メンバー(カッコ内は登場作品名):
チャオルカ(パラレル・チャオ・ワールド)
ポップ(チャオドリーム)
シルバー(チャオ☆ウィザード)
チャフィン(魔法使いチャオ)
エディン(チャオウィッチ)
ジュエチャ(無口なチャオの冒険)
勇者(しろうと勇者の冒険記)
サイオン(Shangri-La ~楽園を目指して~)
計11匹+1人
【エルファ】「ここに出てなくても、後でみんなちゃんと出しますので、心配しないで下さい。」
【ホップスター】「なお、仲間を連れて調査しても構わない。
では、各員共に調査開始だ。
くれぐれも慎重にな!」
※19歳・・・公式設定では17歳ですが、今回ソニアド1→ソニアド2への舞台の変更に伴い2歳年齢を上げています。
もっとも、これ以上上がる事はないと思いますがw