三枚目

次の日、暗室に行き昨日のフィルムを現像した。
そして全てのネガをベタ焼きをしおわるとフォトの撮った写真見てみた、するとこの前撮影した時よりピントもあっているのが多く、写真の構成もなかなかいい！
一回指導しただけでここまでできるなんて凄い！
是ならすぐに立派なカメラマンだね
その時、私はこの写真を私のと一緒に出版社に持って行こう、と思い立った。


～出版社に行く当日～

私は自分の写真とフォトの写真を持って編集部に行った
出版社のビルに着くと担当者の新居さんが出迎えてくれた。
新居さんは早速写真を見たいと言って私を連れて近くの喫茶店へ向かった。
喫茶店に着くと新居さんはすぐに私の写真を見てくれた
写真を見終わると新居さんは一つ私に聞いて来た
「最後の方は雰囲気が違うけど何かあったの？」
私は、はっとしたそういえばフォトの写真も一緒に渡してしまったのだ
そのことをすぐに伝えると、新居さんは少し驚いた顔をしてフォトに興味を持ったのかフォトのことを色々と聞いて来た。
そしてフォトの話しが終わると新居さんは「それじゃ君とフォトくんの写真をまた三ヶ月後に持って来て
もちろん増やしてだよ」と言って私にニコッと笑った。
「そっそれじゃ！写真の方は…」
「そっ合格、三ヶ月間でしっかり良い写真を増やすんだよ」
「はい！ありがとうございます」
私は元気よく返事をして帰ろうとしたとき新居さんが言ったことを思い出した。
「あのーそういえばフォトの写真ってどういうことですか？」
「あぁフォトくんのことね。これだけ写真を撮れるなら君の写真集のおまけって感じで『チャオが撮った写真』みたいにしてみるのも良いと思もってね、それに良い記念になるでしょ？」