第7章 4 シャドウ編 攻防
シャドウ「こうなったらあれしかない!」
シャドウは、迫ってくるナインオウをにらんだ。
ナインオウ「何?」
シャドウ「空中カオス・イレイザー!!」
すると、白い球のようなものが空中にでき、いろいろな方向に白い光を放射した。
ナインオウ「ぐうっ!」
ナインオウは、地面に叩きつけられ、光で体をひどく火傷しているようだ。
シャドウは着地した。
シャドウ「捨て身の技だったが、どうやら自分には光はダメージを与えないらしい。」
ナインオウ「流石(さすが)・・・・・・・・」
ナインオウは立ち上がった。
シャドウ「行くぞ!」
シャドウは凄まじいスピードで殴りかかった。
ナインオウ「はあっ!」
ナインオウは、顔面に来る手を両手をクロスにして防御した。
ナインオウ「ぐあっ!?」
ナインオウは、ガードした両手を痛がっている。
シャドウ「フ・・・・・・カオス・イレイザーのダメージ、火傷がまだ残っているようだな。しかし、カオス・イレイザーは体力を大きく消耗するのでな、無駄には使えん。」
ナインオウ「我は負けぬ・・・・・・ダーククリスタル様のため・・・・・・・」
シャドウ(執念か・・・・・・・それにしても、攻防の切り替えが速い・・・・・・・・気は抜かない方がいいな・・・・・・・)
ナインオウ「隙あらば・・・・・・・・」
ナインオウは、シャドウの背後をとった。
ナインオウ「先手を取る!」
ナインオウは、低い位置から蹴りを出した。
シャドウ「無駄だ!」
シャドウは、低い蹴りをジャンプで避け、そのまま後ろにいるナインオウに向かって蹴りを出した。
ナインオウ「くっ!」
ナインオウは、蹴りに出した足をそのまま戻し、シャドウの蹴りをガードした。
シャドウ「何!?」
ナインオウ「くうっ・・・・・・火傷が無ければ・・・・・・ダーククリスタル様、我は負けませぬ。」
シャドウ「・・・・・・僕はチャオ星、全宇宙を救う。あの怪物を倒す妨げになるのならば・・・・・・・お前を倒す!」
続く