第6章 9 炎の中の戦い
ドラゴン「ガアッ!」
ドラゴンは炎を吐いて、壁を作り、ドームのようにした。
ドラゴン「ゴガアアアア!!!」
そして、ラルドの上に炎を降らせた。
ラルド「効かないよ!!」
ラルドも素早く動いて、ドラゴンの足元へ来た。
ラルド「気烈破滅弾!!」
ラルドは、気烈破滅弾をドラゴンの顔に放った。
ドラゴン「グゥガアアアアア!!」
ドラゴンは、口から大きな火の玉を出して、気烈破滅弾を消した。
ラルド「遅いよ!」
ラルドは、すでにドラゴンの羽に乗っていた。
ラルド「サイド・エネルギー!!」
ラルドの両手から放たれた気は、ドラゴンの羽を消し飛ばした。
ドラゴン「グオオオオオオオ!!」
ドラゴンは、苦しみながらも、ラルドを踏み潰そうとした。
ラルド「だああっ!」
ラルドは、ドラゴンの足を両手で止めた。
ドラゴン「ガアア!!」
ドラゴンは、ラルドに火を噴いた。
ラルド「カウンター・リバース!」
ラルドは、体に気をまとい、ジャンプしてドラゴンの口に気を爆発させた。
ドラゴン「グオォォォォ!」
ドラゴンは倒れた。
ラルド「ハアアアァァ・・・・・・・」
周りの炎は消え、シャドウ達が来た。
ラルド「シャドウ・・・・・・・倒したぞ。」
エイリアは、ドラゴンの回復をしている。
ドラゴン「ふぅ・・・・ありがとう。ワシを倒した者は、これで3匹目じゃ。」
ラルド(3匹目?)
シャドウ「僕達はそろそろワープが始まる。またな。」
ドラゴン「いや、ワシから一つだけ言っておく。」
シャドウ「?」
ドラゴン「シャドウの言う、あの怪物とは、おそらくワシの一番弟子。名も無きドラゴンじゃ。」
シャドウ「な、何!?」
ドラゴン「片目に大きな傷は無かったか?」
シャドウ「ああ、確か左目が・・・・・・・」
ドラゴン「あれは、奴が悪の道へ進もうとした時に、ワシがやったものじゃ。奴は、悪の道へと行ってしまった・・・・・・・」
シャドウ「・・・・・僕達は、奴を倒していいのか?」
ドラゴン「かまわぬ。奴をあの世で楽にさせてやってくれ。」
シャドウ「分かった。」
そして、シャドウ達はワープした。
ドラゴン「ワシの一番弟子・・・・・・何故、悪に心、身を染める・・・・・・・・・」
ドラゴンは、一滴の涙を流した。
続く