第7章 最初の島 30 エイリアVSマフル 前編

エイリア「うっわぁ・・・・・・広いなぁ、ここ。」

マフル「本当に広いなぁ。」

ダークブラックカオス(無限だから行き過ぎると、戻れずに死ぬぞ・・・・・・・まあ、それもいいがな・・・・・・・くっくっくっ・・・・・・・)

エイリア「それもいいがなって・・・・・私は良くないけど・・・・」

マフル「いいって。いかなきゃいいんだから。」

エイリア「そうだけど・・・・・・」

マフル「いいから勝負だ!」

エイリア「ウォーターフィールド!!」

しーん・・・・・・・・

エイリア「あれ?」

マフル「無限だから・・・・・水がたまれないんじゃ・・・・・・」

エイリア「えぇ!?」

マフル「こっちにとっては好都合!熱風!!!」

とても熱い風が、エイリアを包んだ。

エイリア「あ、熱い・・・・・・」

マフル「じゃあ、マジカル・ショット!」

にじ色の球がエイリアにヒットした。

エイリア「あ、あれ?目が回る・・・・・・」

エイリアは倒れこんだ。熱い風に包まれながら。

マフル「そのままじゃあ、体温が上がっていって死んじゃうよ?」

エイリア「え?うん・・・・やばいね・・・・・・」

エイリアは喋る気力さえも失い始めていた。

マフル「僕は攻撃されてないよ?何もできないまま負けるなんて弱いね。」

エイリア「私は弱いけど・・・・・・他のチャオに言われるほど落ちてはいない!」

パキパキパキパキパキ!!

エイリアの周りの足場が凍り始めた。

マフル「すごい魔法力だね。」

エイリアは気力を取り戻した。

エイリア「水の魔法を強化すれば、氷の魔法にもなる!それに・・・・・・」

マフル「それに?」

エイリア「私は新しい魔法もある!雷の魔法・サンダーブレイク!」

だんだんマフルの上に暗い雲が集まってきた。

マフル「あれ?なんだか怪しい雲・・・・・」

ズドオオオオオオン!!!

マフル「うわあっ!」

マフルの目の前に雷が落ちた。

エイリア「水の魔法+火の魔法!」

エイリアは、水を出してはすぐ蒸発させて、雲を増やしていった。

マフル「ちょっ・・・・・危なくない!?」

ズドオオオオン!ズドオオオン!ズドオオオオオオン!!

マフルに一発ヒットした。

マフル「ぎゃああああああああ!!!」

ズドオオオオン!ズドオオン!ズドドドドオオオオオオン!!!!

エイリア「ちょっと雷落ちすぎかな?」

マフル「やばい・・・・・・また当たる・・・・・・」

マフルは、少しの気力でほふく前進していた。

ズドオオオオオオオン!!!

マフル「まただーーーーーーーーーーー!!!!!」

マフルは倒れてショートしていた(汗

エイリア「あれ?雲が晴れた・・・・・・・」

マフル「ひどい・・・・・・・・でも、僕は負けないよ!」

マフルは立ち上がった。

エイリア「すごいね。あんなに食らったのに。」

マフル「実は立つのきつい・・・・・・(汗」

エイリア「でも、勝負は終わってないよ!」

マフル「そうだよ!それに、魔法もまだある!!」

エイリア「私も負けないよ!」

マフル「必殺技を見せてやる!って、僕は通常技が少ないんだーーーーー!!!」

エイリア「必殺技だろうと、全部負けるわけにはいかない!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第124号
ページ番号
111 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日