第7章 最初の島 28 ナイツVSブーン 前編

ナイツ「この部屋広いからいいね~!」

ブーン「ほんと思う存分動けるよ。」

ダークブラックカオス(範囲は無限だぞ。行き過ぎると戻れないからな・・・・・・・)

ナイツ「広いとか言う問題じゃなかった・・・・・」

ブーン「じゃあ、ここら辺で戦うか!」

ナイツ「そうだね!!」

ブーン「ブーメラン!!」

ブーンはブーメランを投げてきた。

ナイツ「ん?」

ナイツは軽く避けた。

ブーン「あちゃあ~・・・・・普通に避けられた・・・・・・」

ナイツ「いや、だって遅いんだもん。」

ブーン「でも・・・・・」

ナイツ「何?・・・・・ぐあっ!」

ナイツは、後ろから戻ってきたブーメランを避けきれなかった。

ブーン「ブーメランは戻って来るんだよ?」

ナイツ「そうだった・・・・・・でも、あんまり威力は・・・・・・」

ブーン「なら・・・・・針付きブーメラン!」

ブーンは針付きブーメランを投げた。

ヒュンヒュンヒュンヒュン!

ナイツ「刺繍針がついてる・・・・・(ししゅうばり)」

ナイツは避けた。そして、すぐに後ろを向いた。

ナイツ「よし、あれをまた避ける!」

ブーン「後ろががら空き♪」

ナイツ「え?ぐあっ!」

ブーンはナイツの背中をブーメランで殴った。

ナイツ「いたたたた・・・・・・」

ナイツは立ち上がった。

ナイツ「ぎゃあ!」

ナイツは戻ってきた針付きブーメランに当たってしまった。

ブーン「結構頭つかうでしょ?」

ナイツ「頭いいね・・・・・いたたたた。」

ナイツの腕にはブーメランが刺さっていた。

ナイツ「こんなの・・・・・はあっ!」

ナイツは自分で抜いた。その手は傷ついていた。

ブーン「無理すんなよ?」

ナイツ「無理でもしないと、シャドウ達にはついていけない!新風圧弾!」

フェニックス(力を貸しますよ・・・・・)

新風圧弾には、大きい炎がまとった。

ブーン「こんなの!フル回転ブーメラン!」

ヒュンヒュンヒュン!!!

ナイツ「新風圧弾はそう簡単には破れない!!」

キィン!

ブーメランは弾かれた。

ブーン「何!?」

ドガアアアアアアアアアン!!!!

ナイツ「やった!」

しかし、煙の中には黒い影があった。

ブーン「残念でした♪」

ナイツ「な、なんで!?」

ブーン「俺がたくさんのブーメランを盾に使った!そのおかげで、どうにか防げた!ブーメランの数は減ったが。」

ナイツ「僕の一番の技なのに・・・・・」

ブーン「これで俺の勝ちだ!」

ナイツ「でも・・・・・・」

ブーン「なんだ?」

ナイツ「僕は!仲間のためにあきらめない!!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第124号
ページ番号
109 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日