第7章 最初の島 24 シャドウVSスピルス 前編

シャドウ「な、何だここは!」

スピルス「俺も初めてだ・・・・・」

ダークブラックカオス(そこは、無の空間。障害物も何も無い。ただの平面だ。行き過ぎると戻ってこれなくなるぞ。無限だからな。)

スピルス「うーん・・・・・・決闘には最適かな?」

シャドウ「始めるぞ。槍の勝負を!」

スピルス「ああ!スピン・スピア!!」

スピルスは、槍を回転させながら切りかかってきた。

シャドウ「前よりは強い技だ。しかし、甘い!」

シャドウは軽く避けた。

スピルス「俺もただ単にこの五人衆やってるわけじゃないんだよ?スピア・ゲイザー!!」

スピルスは、地面に槍を刺した。すると、下から鋭い真空波が飛んできた。

シャドウ「はっ!」

ギィィィン!!

シャドウは、槍で叩き消した。

スピルス「終わらないよ!スピア・ハリケーン!!」

スピルスは、槍を回転させて竜巻を起こした。

ズガガガガガガガ!!!

竜巻は、恐ろしい切れ味で地面をボロボロにした。

シャドウ「当たったらひとたまりもないな。」

スピルス「へん!努力の結果の技だ!!」

シャドウ「僕は、「当たったら」と、言ったんだ。カオス・コントロール!!」

バシュン!

スピルス「なっ!どこだ!!」

シャドウ(竜巻が厄介だな。消しておこう・・・・・)

ヒュン!ドガァ!

シャドウの、真・スピアショットで竜巻は消えた。

スピルス「馬鹿が!場所がわかったぞ!スピア・レイン!」

空から槍が、雨のように降ってきた。

シャドウ「これなら、場所がわからなくても当たるのでは・・・・?それに、自分も・・・・」

スピルス「あ」

シャドウ「カオス・コントロール!」

シャドウは、槍より高い場所に行った。

スピルス「自分の技くらい、対処できる!スピア・ハリケーン!!」

槍は全て吹っ飛んだ。それに、竜巻がシャドウに向かっていく。

シャドウ「空中じゃ避けられないな。が、消すことはできる!真・スピアショット!!!」

ドガァ!!

竜巻は消えた。

スピルス「なんて威力なんだ・・・・・さっきからあいつの技は・・・・・・」

シャドウ「終わりにしてもらおう!カオススピア!!」

いつもより、大きいカオススピアが、スピルスに向かっていった。

スピルス「まだ、終わらない!」

スピルスは、槍で防御しようとしていた。

ガガガガガガガガガガ!!!!

スピルス「ぐうううぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・はあっ!!!」

パキィン!

シャドウ「何!?」

スピルス「はぁはぁ・・・・どうだ、防ぎきったぞ!それに・・・・・俺も本気で行くぞ!!!!」

シャドウ「本気じゃなかったのか!?」

スピルス「はああああああああ!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

シャドウ「何だ!?」

スピルス「はああっ!!」

ピカァァァァン!!

シャドウ「どうなったんだ!?」

スピルス「・・・・・変身完了!!」

シャドウ「な、何だあの姿は・・・・!」

スピルス「さあ、本気の勝負だ!」

シャドウ「!!!」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第124号
ページ番号
105 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日