第7章 最初の島 18 シャドウ&マッスル編 最強レベル 後編

シャドウ「火の魔法!!」

シャドウはマッスルの方に向かって、火の魔法を打った。

ジュワアアアアアアア・・・・・

マッスル「ふう・・・・助かった。」

ヒョウ「二人とも生きてるのか。ほんとにしぶといね。双雹剣!!」

シャドウ「もう効かん!」

シャドウは後ろに回りこんだ。

ガシッ!

シャドウはヒョウを押さえつけた。

ヒョウ「ぐっ!」

マッスル「剣もーらい♪」

ヒョウ「ああ!僕の剣が!」

マッスル「刺してあげようか♪」

ヒョウはにっこりしてこう答えた。

ヒョウ「あんたがね♪」

マッスル「何!?」

マッスルの奪った剣が、マッスルに方向を変えて襲った。

マッスル「ぐわあああああ!!!」

シャドウ「な、何をした!」

ヒョウ「自分のものくらい操作できるよ♪」

シャドウ「ゼロ距離カオススピア!!」

パキィィィィィン!!

ヒョウ「それは、僕を似せて作った氷の彫刻だよ?」

シャドウ「いつの間に・・・・・マッスル!大丈夫か!」

マッスル「水の魔法・・・・・」

パアァァァァ

マッスル「こいつなかなかやるな・・・・」

シャドウ「そう簡単には倒させてくれないな。」

ヒョウ「もちろん!あと、この武器も・・・・・雹銃(ひょうじゅう)!!」

パキューーーン!!!

氷の弾がシャドウに向かってきた。

シャドウ「オーラ・バリア!」

キィィィィン!!

ヒョウ「ガードの後は隙だらけ♪」

シャドウ「どうかな?」

ヒョウ「え?」

マッスル「オーバーヒートナックル!!」

ヒョウ「ぐわあああああああああ!!!!」

シャドウ「こっちは二人だ。マッスル。新技か?」

マッスル「手に火の魔法を加えてナックルをしただけ。あいつには大ダメージだろうけどね。」

ヒョウ「よくもやったね。こうなったら・・・・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

シャドウ「な!この部屋が崩れる!!」

ヒョウ「道連れだぁ!!」

マッスル「俺たちはまだ先に行くんだ!!!」

シャドウはこの時ヒョウを抱えた。

シャドウ達は次の階段の場所へ飛んだ。

ガラガラガラ・・・・・・・

部屋は崩れきった。

マッスル「ふぅ・・・・・」

ヒョウ「なんで助けた!?」

シャドウ「もう無駄な犠牲はいらない・・・・次いくぞ!マッスル!」

マッスル「おう!!」

ヒョウ「・・・・・・・・この恩は、いつか返すよ。シャドウ。」


続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第123号
ページ番号
99 / 161
この作品について
タイトル
シャドウの冒険
作者
ダーク
初回掲載
2004年4月15日
最終掲載
週刊チャオ第131号
連載期間
約4ヵ月23日