その1。

【守越】「・・・・クレーマーって、なんだろう・・・・」

【Meal】「また役に立たなさそうな哲学っすか~」

【守越】「いやね、いつだったか闇の取引所(以下BM)に注文した"まるごと冷凍みかん"が129日経ったのに届かなくて、一度クレーマーというやつをやってみようと思ったんだよ」

【Meal】「妙に生々しい数字っすねぇ。 それで何で真剣にクレーマーについて考えてるんっすか?」

【守越】「クレーマーはやっているこっちとしてはストレス発散できるついでにちゃんとした商品も届く(本命はストレス発散なのですね)という点で一石二鳥かと思いがちだが、相手側の対応によっては逆にストレスが募りおまけにブツも手に入らないという事態も万が一に考えられる。 その上、向こうにとってのクレーマーはお客様だという事実を抜かしておけばただの文句の多い嫌な奴でしかないだろう。 しかし稀にクレームしてくれてありがとうっていういい話も聞くじゃないか。 そうやって考えていくと問題はクレーマーではなく相手がどういった人間なのかということに今更気がついた訳だ。 そしてアンデルセンはスピルバーグと(以下略)」

【Meal】「素直に電話すればいいんじゃないっすか?」

【守越】「電話? いいかい、よく、考えてごらん・・・」

【Meal】「はい?」

【守越】「顔も見たこと無い相手に、いきなりケンカ腰でかかっt」 

【Meal】「ああ、要は電話番号を忘れたんっすね~」

【守越】「Σ!!・・・・・・・・・・;」

【Meal】「はいはい、御託は良いからお店に直接足を運ぶっす~」

【守越】「・・・・・・・・・・(泣)」


    ─10分後─某居酒屋。


【Mast】「はー、お前どうせ今後のLiltaのキャラ展開に『"お帰りなさいませ、飼い主様(はぁと)"』みたいなのを期待してんだろぉぁ~」
【ライカ】「まさかぁ、そこぁやっぱり『"俺とお前は一蓮托生"!!』とか言ってですねぇぃ~」
【Mast】「呂律が回ってねぇなぁ~」

【Meal】「・・・何の話っすか」

【Mast】「っわ、唐突に現れるなよ~ "酔っ払いチャオの朝帰り"のなんたるかを話し合ってたんだよ」(酔いが覚めたらしい)

【Meal】「とてもそうには聞こえ無かったっす。 ところで、そっちの神々しいポヨをお持ちの貴方は?」

【ライカ】「あ、初にお目にかかります、通りすがりの若手ライトカオスAです・・・で、そっちの後ろの・・・・・・;」

【Meal】「・・・所長、BMに行くんじゃなかったんすか?」

【Mealの背後で怯える守越】「・・・・・・・・・・・・・」

【Mast】「いつになくローテンションだな」

【Mealの背後で怯える守越】「・・・・・・・・・・・・・苦手だ」

【ライカ】「はい?」

【Mealの背後で怯える守越】「苦手なんだ、あそこの店長っ・・・;」

【Meal】「なんっすかソレ、Mastに援軍を頼みに来たって訳なんっすか? オレ信用ないっすね~」

【Mealの背後で怯える守越】「うううるさいなぁっ、ともかくMastとそこのライカ君もついて来てよ」

【ライカ】「えっ、何で僕までっ!?」

【Mealの背後で怯える守越】「戦闘力が30万に見えるから。 試しに"チャオ麦チャオ米チャオ卵"って言ってみてよ」

【ライカ】「"チャオ麦チャオ米チャオ卵"?」

【Mealの背後で怯える守越】「ほーら、30万だ・・・」

【ライカ】「いや、何を根拠に・・・・」

【調子に乗った守越】「よし、"マッハGO!GO!GO!"」

【ライカ】「・・・・・・・・・・・;」





【仲間を得てすっかり自信に満ちた守越】「今回は作者の都合(RPGにはまった)でキーワードも程よく消費すべく敵が出てくるらしいよ」

【Meal】「ああ、あれみたいなやつっすか?」(前方を指差す)


    "タカダノババア"と"ハチオウジジイ"があらわれた!!


【守越】「行け、戦闘力30万!」

【ライカ】「・・・お年よりは大切にするという方針でいきません?」


    "タカダノババア"のちょうはつ!


【タカダノババア】「"ポヨ無し=脳無し。分かるかね君ぃ?"」

【Mast】「チャンスだ。 こう来たらこう返すしかないだろ」

【ライカ】「こうって・・・・どう?」

【Mast】「いいか、キーワードがあるだろ・・・その中からこの展開に適切なのを持ってくるんだよ」

【ライカ】「はぁ・・・・ええと・・・;」


    ライカのこうげき!


【ライカ】「"必殺!幽霊足キック!"」


    Mastのこうげき!


【Mast】「"異議あり!!" 違う! 何のために戦闘力という言葉が出てきたか考えろ!」

【ライカ】「え? でも僕はその漫画よく分からなk」

【守越】「御託は良いからw」


    ライカのこうげき!


【ライカ】「"みんな、頼む!オラにポヨを分けてくれ!"」



    ─・・・数分後・・・・・・・・。



【守越】「"これは戦争なのだよ、ライトカオス君"・・・」(涼しい顔)

【ライカ(赤面)】「・・・こ・・・・こんなネタ・・・・忘年会でもやるもんか・・・・///」(荒い息)





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このページについて
掲載号
週刊チャオ ライトカオス記念号
ページ番号
2 / 9
この作品について
タイトル
<潜入☆所長室~SPECIAL~> ★RPGで 所長室。★
作者
ぺっく・ぴーす
初回掲載
週刊チャオ ライトカオス記念号