12話 ~ディロフォ~
「光雷炎氷抹消!!!」
もの凄い勢いで槍を投げる。
「なっ!!!」
ジュエチャの武器が外される。
「危ない!!ド・メルシ!!」
後ろからエメラスが攻撃をする。
ディロフォは攻撃を止めるが・・。
「レジェンドコントロール!」
透明になった。
「アズマ!回復の準備・・ッグ!!!!」
エメラスが叫ぶと同時に倒れる。
「奴の攻撃だ・・・。(・・・来た!!)皆!喋るとやられるっ・・・・・・!!!」
「ジ・・・」
フェニクが叫びかける。
それを剣翔が抑える。
口の動きで話す。
『死にたいのか・・・』
何とかフェニクはわかったらしい。
『ごめん・・・』
「(復季貴情・・)」
アズマがジュエチャに回復呪文を唱える。
『アズマ・・すまん。』
やはり口で喋る。
『何故・・・喋ってはいけない?』
アズマが聞く。まだ敵は潜んでいる。
『奴・・・気配で感じる。』
アズマが口先で笑う。
「マインド・ブラスター!」
シルヴァの声がした。
「なっ・・。」
ジュエチャが叫ぼうとした時倒れる。
「後は、任せたぞ。ディロフォ・・。」
何処からともなく声が聞こえる。
「・・・承知・・。」
シルヴァにジュエチャが運ばれていく。
(ジュエチャ・・・・)
アズマが全員に合図を送った。
『ジュエチャ・・・シルヴァに連れられた。』
続く