探し物~思い~
あなたが亡くなってもう一ヵ月、私は何度もあなたの後を追って死のうと思った・・・
でもいざ死のうと思うとあなたと一緒に育てたあの子達が私を見てニコっと微笑みかけてきて、その笑顔を見ると死ねなくなっちゃて
でも今はその子達が生きがいになってるから死のうなんて考える時間もないけどね
まああなたを思い出すことがないって言ったら嘘になるけど
あっもうこんな時間あの子達にゴハンあげないと
あの子達少し遅れるだけで駄々をこねるから
じゃあねまた来る
私は彼の墓を後にして家に帰りチャオ達にゴハンをあげてチャオ達と遊ぼうと思ったら
二匹のチャオが私にもっとゴハンがほしいとアピールしてきた
いつもはこんなことないのにな?
まあいいわたくさん食べたい時もあるよね
二匹は木の実をパクパク食べてるけどやっぱり量が多かったみたいちょっと食べてる姿がくるしそう
でも食べきったら寝ちゃったせっかく遊ぼうと思ったのに・・・
私も寝よっかな・・・
おやすみ
翌日、私は朝起きてすぐいつもどいりチャオに朝ゴハンをあげようと思ったら他のチャオはいるのに昨日の二匹がどこにもいない、どうしたんだろう?
まさか外へ行ったんじゃ!?
急いで探さなきゃ!
あの子達の足ならまだ遠くには行ってないはず
私は必死に二匹を探したチャオ達が行きそうな場所も全部
それでも、一日中探してもチャオ達は見つからなかった
気が付くと私は彼の墓にいた
そして私はチャオの無事を彼にお願いしていた
私は家に帰った
家に帰ると留守番電話にメッセージが記録されていた
内容は今日私が会社を無断で休んでしまったため会社の人が心配して掛けてきてくれたものだった
そっか今日仕事あったんだ、明日休暇とろ
会社に休暇の電話をいれた私はあの子達がなぜ出ていったのかを自然と考えていた
でもいくら考えても答えはひとつしか浮かばなかった
″きっと私がずっとうじうじしてたからだよね″
ごめん、でもまだうじうじしちゃうと思う
でも・・・でもまた君達に
~逢いたい~
あれ、さっきまで夜だったのに
そっかあのまま私寝ちゃったんだ・・・
さあ!、明日はもう休み取れないし今日は気合い入れていくぞ!
っとその前にみんなにゴハンあげなきゃね、はい今日はチャオの実よ
じゃあね
私はチャオたちに嫌われないために明るくするように努力した
それはあの子たちを探さている時も明るくするように努めた
でもいくら探してもいくら逢いたいと思ってもあの子たちには逢うことが出来ないまま夜になってしまった
帰り道、私が今日も逢えなかったとため息をつくと
急に目の前が光に包まれて
すぐまたもとの暗い夜道に戻った
私は光で眩んだ目を周りにならしながら周囲を見渡した
すると私の目の前に街灯の下で不思議そうに辺りを見回してる二匹のチャオがいた
私は一目散に二匹のもとへいき抱き上げた
抱き上げられた二匹は少しお互いを見合ってすぐ私に微笑みかけてくれた
私はその子たちに今まで考え続けた言葉を伝えた
「今まで心配かけてごめんね、私はもう大丈夫だからまたよろしく、そしてまた泣く時もあると思うけどその時は応援してね」