第四話 ハンナット協会跡
ジョンたちはデルバスに貴重な話を聞いた。
デルバス「さてここからじゃ。」
ふただび緊張感が出るバスの部屋に巡る。
デルバス「ケルベロスは他の協会のメンバーを襲うのじゃ。」
ジョン「それがどうしたのさ。」
ジョンとレイはそんなことは気にしていない。
レバンタ「あのケルベロスがそんなことを・・・」
レイ「なんか知ってるのアンタ。」
レバンタ「いや・・・何も。」
レバンタにとってその話は苦痛でしかなかった。
デルバス「用心のためこの武器を持っていくのじゃ。」
と、デルバスが出したのは、三つの武器だった。左から槍、銃、何か分からないもの。
ジョン「これなんだ。」
デルバス「やりはお前が持て、銃はレイ、調合機はレバンタが。」
どうやら一番右のは調合機らしい。小さな箱の中に何か入っていた。レバンタはそれを、手で取り確認した。すると紙には。
「汝望む物記せ、汝望むもの作りし。」
と書いてあった。
レバンタ「これは何ですか、会長。」
流石のレバンタもしらないようだ。
デルバス「まずは文章どうりに使ってみるが良い。」
三人とも意味が分からないまま、武器の説明が終わった。
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デルバス「さて、お前たちが調査に行ってもらうのは、ハンナット協会
跡と言うところでな。」
やっと調査に行くところが発表された。
ジョン「そんな神聖なところで発掘とかやんのか。」
レバンタ「違うよジョン教会じゃなくて、協会。」
レバンタはジョンよりはるかに物知りなのでこの協会の歴史などを語ってくれた。
どうやらこの協会は俺たちと同業の遺跡調査をする協会だったらしいが、協会同士の抗争で負けてしまったせいで、相手の協会に、本部を破壊されたらしい。
そしてその協会の地下に、秘密の宝物庫がある事が最近分かったらしい。しかしこれは小規模なものだった、と三十年間思い続けられていた。しかし。
今回の調査で間違ってこけた調査員が見つけたのは、謎のスイッチ。
それをポチっと押してみたところ階段が床が割れて出てきた。
と言う感じである。この抗争は850年前に起こったものだと教えてくれた。
ジョンとレイ「へぇ~。」
デルバス「よく知っておるなレバンタ。」
少しレバンタは得意げな顔をしていた。
デルバス「さて行き方だが、カンテラの町まで送ってくれるガイドが教えてくれるじゃろう。」
ジョン「じゃあそろそろ行くか。」
レイ「いこっか。」
三人はガイドの派手な車に乗ってカンテラの町までのしてもらった。