一章 きっかけ
ろっどの物語を書くことになったのは「相互理解」のためです。
当時、我々は頻繁にオフ会を開催していました。
「何のチャオ小説を書いたら面白いだろうか?」という話の中で「自伝を書こう」という話が出ました。ダークさんが言い始めて、ぼくが話を大きくして、チャピルさんが「ろっどさんが書いたらいいんじゃないですかねー」と無茶振りをして来た。そんな流れだったように思います。
それがしさんの書いた「爆誕!次世代チャオブリーダー! ~それがしの実家編」もその流れを作り出した要因のひとつだったはずです。
ぼくは無茶振りに応えるのが好きでした。自分の力を感じられるからです。
更にぼくは信念のある他人が大好きだったので、お互いのことをもっとよく知るために自伝を書くことにしました。
ぼくが最初に書くことで、あとに続くものがあればいいなあと思ったのです。
結果的にはいませんでしたが、ろっどの物語という作品を元に色々な話ができたので書いてよかったなと思います。
本来の目的であった「相互理解」に成功したということです。