オマケ:戯言
気がつけば私は、日本で3番目ぐらい(?)に長く週チャオと関わった人間になりかけています。
作中に登場した黒川さんではありませんが、チャオとそれを取り巻く歴史を、この目で見てきました。
そして、たくさんの希望と絶望を味わいました。
作中、彼女はチャオに対する絶望が故に世界を破滅へと導こうとしてしまいます。
ですが、作中で神凪くんに喋らせたように、彼女のような存在こそが、逆に希望の象徴なのではないのでしょうか。
小さい頃チャオを育てて遊んだ世代が、10年を経て、いよいよ社会に出て第一線で活躍する。それこそが、私たちにとっての「希望」だと思うのです。
(最も、彼らの頭の片隅にチャオという単語が残っているかどうかは分かりませんが・・・)
初代ソニアド1当時の、いわゆる旧チャオBは大人ばかりの場所、というイメージがありますが、もちろん子供だってたくさんいました。
(その中の一人が私だったりするのですが、それはまぁおいといて)
そんな子供たちは、今どこで何をやっているんだろう。
きっと、社会に出てちゃんと働いているのでしょう。チャオのことなんか忘れて。
ソニアド2バトル発売以降、たくさんの子供たちが、チャオBにやってきました。
例えば2002年春に中学校に入学した子供であれば、今は高校3年生。
きっと、必死になって受験勉強しているのでしょう。チャオのことなんか忘れて。
なんだかんだいっても、所詮はゲームのキャラです。大半の人は忘れていくだろうし、それが当たり前です。何も悪いことじゃありません。
そんな彼らの未来を、ほんの少しでもいい方向に向かわせることができたのなら、私にとって、それが本望です。
最後に、小さなお願いをして、締めたいと思います。
チャオにとって、そしてチャオに関わった全ての人にとって、これからの10年が、ますます輝かしいものでありますように。
2008/12/23 ホップスター