♯6

銀のアリグからの頼みに、金のアリグは少し迷いました。

「どうしたチャオ?いつもは真っ先にいいって言うのに」

心配そうにギアがいいました。

「確かに、この世界が大変な事は分かるチャオ。でも・・・」

金のアリグが一度言葉を切りました。
そして、確認するかのように言います。

「太陽が直ったところで、誰が昼に戻すチャオ?
 その太陽を壊したチャオだけなんじゃないチャオ?」

「その時は・・・」

銀のアリグが決心したように言いました。

「・・・・・自分が何とかするチャオ」


















「・・・・・よーし、分かったチャオ!」

長い沈黙の後、金のアリグが決断を下しました。

「壊れた太陽はバラバラになったチャオね?
 カケラ探し、手伝うチャオ!」

「あ、ありがとうチャオ!」

銀のアリグが涙目で礼をいいました。

「こういう事チャオ!ついて行くチャオは手を挙げてチャオ!!」

「しょうがないチャオね。ついて行くチャオ」

「情報通の私も役に立つチャオ!」

「痩せっぽちだって負けないチャオ!」

金のアリグに、ビン、ナシャ、ギアが返事をしました。

「ぼ、僕はやめておくチャオ。帰って来られないかもしれないチャオ」

「分かったチャオ。元の世界には自分で戻れるチャオね?」

「うん」

ただ一人、ジェアだけが帰ることになりました。

「さ、さよならチャオ~!」

「元の世界をたのんだチャオよ~!!」

ジェアは、光の渦の向こうに消えていきました。

「さて、僕達も行くチャオ」


──────────元の世界──────────────────

元の世界でジェアは、呆然と立ち尽くしていました。

「・・・一体、どうなっているチャオ~!?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第133号
ページ番号
6 / 6
この作品について
タイトル
ナイト・オブ・チャオ
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第129号
最終掲載
週刊チャオ第133号
連載期間
約1ヵ月12日