♯2

「また偽チャオが出たチャオか?今週で三回目チャオ」

「今度もダークガーデンに出たチャオよ。早く行くチャオ!」

アリグとナシャは、SSガーデンからダークガーデンに
続く抜け道(場所は不明)に入っていきました。

ここ最近、ダークガーデンではチャオの神隠し事件と噂の
現象が起きていました。

ある日突然チャオがいなくなり、どこからともなく
別のチャオが現れて、いなくなったチャオを名乗っているといいます。

さて、アリグとナシャの入ったダークガーデンでは、
ダークチャオに囲まれているチャオがいました。

「さっさと白状するチャオ!チャラゴをどこへやったチャオか!?」

ダークガーデンのガキ大将、ビンが怒鳴ります。

「だから、僕がチャラゴチャオ!」

「ウソをつくなチャオ!チャラゴはダークチャオだチャオ!
 それに自分の事を『俺』って言ってるチャオよ!!」

囲まれていたのは、まぎれも無くヒーローチャオ。

「これ以上誤魔化すなチャオ!本気で殴るチャオ!!」

「ひいいい・・・」

「ちょっと待つチャオ!」

ここで、アリグが引き止めました。

「ホントにチャラゴを知らないチャオね?」

ヒーローのチャラゴがコクコクとうなずきます。

「これ以上ダークガーデンに置いておけないチャオ。
 アリグ、さっさとポヨ無しガーデンに連れてけチャオ!」

「い、今何て言ったチャオか?」

「ポヨ無しガーデンチャオ。アリグのSSガーデンには、
 ポヨ無しチャオの石像があるんチャオ」

ナシャが、ヒーローのチャラゴに答えます。

「そっそのガーデンに連れてってくれチャオ!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
2 / 6
この作品について
タイトル
ナイト・オブ・チャオ
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第129号
最終掲載
週刊チャオ第133号
連載期間
約1ヵ月12日