♯2
「また偽チャオが出たチャオか?今週で三回目チャオ」
「今度もダークガーデンに出たチャオよ。早く行くチャオ!」
アリグとナシャは、SSガーデンからダークガーデンに
続く抜け道(場所は不明)に入っていきました。
ここ最近、ダークガーデンではチャオの神隠し事件と噂の
現象が起きていました。
ある日突然チャオがいなくなり、どこからともなく
別のチャオが現れて、いなくなったチャオを名乗っているといいます。
さて、アリグとナシャの入ったダークガーデンでは、
ダークチャオに囲まれているチャオがいました。
「さっさと白状するチャオ!チャラゴをどこへやったチャオか!?」
ダークガーデンのガキ大将、ビンが怒鳴ります。
「だから、僕がチャラゴチャオ!」
「ウソをつくなチャオ!チャラゴはダークチャオだチャオ!
それに自分の事を『俺』って言ってるチャオよ!!」
囲まれていたのは、まぎれも無くヒーローチャオ。
「これ以上誤魔化すなチャオ!本気で殴るチャオ!!」
「ひいいい・・・」
「ちょっと待つチャオ!」
ここで、アリグが引き止めました。
「ホントにチャラゴを知らないチャオね?」
ヒーローのチャラゴがコクコクとうなずきます。
「これ以上ダークガーデンに置いておけないチャオ。
アリグ、さっさとポヨ無しガーデンに連れてけチャオ!」
「い、今何て言ったチャオか?」
「ポヨ無しガーデンチャオ。アリグのSSガーデンには、
ポヨ無しチャオの石像があるんチャオ」
ナシャが、ヒーローのチャラゴに答えます。
「そっそのガーデンに連れてってくれチャオ!」