第1章「新しい仲間」
???「本当に?」
園長室にいるチャオが話し掛ける。
園長「ああ。本当だとも、これが地図だぞ、頼んだぞ、ミッズ。」
ミッズ「うん!」
園長先生から地図を貰ったチャオが嬉しそうに部屋を出て行った・・・
新チャオフレンド 第1章「新しい仲間」
チャノピ「暇ー!!」
保健室にいるチャノピが大声を上げた
チャル「チャチャー・・・なんか楽しい事でもあるー?」
患者のイスに座ったチャルが後を振り向いた
チャチャ「ありそでなさそで本当はある。」
チャル「なんだよそれ・・・。」
チャルはためいきをついてチャノピの方へ向くと紙飛行機が飛んできた
チャル『チャオ保育園・・・先生募集中・・・?』チャルとチャノピがチャチャの方を向いた。
チャチャ「園長ちゃんにもらった♪」
チャノピ「ひーま!ひーま!」
チャル「で。これどうすんの?チャチャ。」
チャノピ「ひまー!!」
チャチャとチャルが何かが切れたようにチャノピに怒鳴った
チャチャ&チャル「少しは『ひま』って言うのやめたらどうだ!?チャノピ!!」
チャノピは小さくなってこう言った
チャノピ「ごめんなせう・・・。」
すると奥から医者チャオが出てきた。
医者チャオ「暇なら行ったらどうだ?先生って暇な時間はないんだぞ。へっへっへ・・・。」
医者チャオは3人のジュースをいれながら怪しげな声で呟いた。
チャノピ「先生怖い・・・。」
チャチャ「そうだよね・・・行ってもいいんじゃない?」
チャチャはそう言うとジュースを飲みながら紙飛行機の折り目がついてしまったチラシを見た。
チャル「行ってもバチ当たんないし・・・。」
チャノピ「行こ!」
3人はジュースを飲み干すと走り出して行った。
医者チャオ「いくら先生でも夕方には帰って来るんだぞー。」
3人「はーい!」
―チャオ保育園―
チャチャ「保育園っても幼稚園ともあまり変わりないよね・・・。」
3人は辺りを見回した
チャノピ「誰か先に来てるみたいだよ。」
チャノピがエイリアンチャオなりかけのチャオを連れて来た。
チャル「君もあのチラシを見て?」
チャルがミズチャオに聞いた。
ミズチャオ「パパとママに会いに来た。」
3人は驚いて内緒話をした。
チャチャ「この子、迷子?」
チャノピ「そうみたい・・・?親の名前聞いたほうがいいよね・・・。」
チャル「なら俺が聞く・・・。」
チャルがミズチャオの前に来た。
チャル「君の・・・お母さんとお父さんの名前わかる?」
ミズチャオは少し考えてこうささやいた。
ミズチャオ「ママがチャチャでパパがチャル・・・・。」
2人は石になりそうだった。まさか・・・まさか・・・!
今度はチャチャとチャルで内緒話をした。
チャチャ「ちょっと!どういう事!?あの子なんかチャチャ知らない!」
チャチャは興奮していて、大声を出しそうになった。
チャル「チャチャ、落ち着けよ、確かに俺とチャチャはまだ転生0回の時に2回繁殖しただろ!」
チャチャ「1番最初の子の名前だったら知ってる・・・確か・・・チャチャとチャルの名前を取って『チャルチャ』だった・・・・。その子はソニチャって聞いたの!」
チャル「2番目のは・・・確か、目がチャレンジレースの『アイツ』にそっくりだったから名前が『アイツ』・・・そいつはエイリアンチャオのなりかけ・・・。あの子にそっくりな・・。」
やっとチャチャが落ち着いた。
チャチャ「じゃ、あの子の親はチャチャ達の名前と偶然一致して、その姿も偶然だったって事に・・・。」
しかし・・・。
さっきのミズチャオが横から入ってきた
ミズチャオ「でもねー・・・今のアタシの名前は『ミッズ』だけどー・・・元々の名前『アイツ』って名前だよーー!」
2人「うわぁぁぁ!!!」
チャノピ「?」
チャオ保育園には叫び声が響き渡ってたそうです。