第一章 プロローグ
これは、力を司る、七つの宝石を求める物語である。
ここは、平凡に暮らすチャオたちの世界・・
ミーア「おーい!バルキュラ!!遊ぼうぜ!!」
バルキュラ「良いけど何所で?」
ミーア「決まってんだろ!!あそこだよ!」
バルキュラ「え~、またぁ・・」
すると、ミーアとバルキュラは、剣を持ち出して、森へ入って行った。
ミーア「今日も勇者ごっこだ!!」
バルキュラ「木を切って何が楽しいんだか・・」
ミーア「修行みたいでかっこいいじゃん。」
そんな事をやってるうちに、日が暮れてしまった。
ミーア「夜もやろーぜ!!」
バルキュラ「良いけど・・・(怖いもの無しかよ)」
ミーア「もっと奥の方に行こうぜ!!」
バルキュラ「うん・・・」
そしてずいぶん奥へ行った。
ミーア「なんだこの塔?」
バルキュラ「見たところ普通の塔のようだけど・・・」
ミーア「入っちゃえ。」
バルキュラ「あ、待って!」
タッタッタッタ・・とミーアはいってしまった。
ミーア「ん~何もないな~。」
リエル「貴様は誰だ!我が神域にはいってくるな!立ち去れ!」
ミーア「誰だ!?」
バルキュラ「ミーア!あいつは、・・えと、じしょでしらべたところ、闇の組織のリエルだよ!」
リエル「お前らも七つの宝石をねらってきたのか!!」
ミーアは首をかしげる。
バルキュラ「あの、七つそろうと願いがかなうという宝石!?」
リエル「よく知っているな。」
ミーア「願いがかなうのか?」
リエル「そのとおりだ。」
ミーア「ようし!その宝石を捜すたびに出るぞ!いくぞバルキュラ!」
バルキュラ「ミーア・・宝石集めて、何頼むの?」
ミーア「いやまだ決めてない。」
バルキュラ「まあそんな事だろうと思ったよ。」
ミーア「決めてないけど、旅したかったんだ。」
バルキュラ「おいおい。」
ミーア「おいおいって何だよ!俺の夢を侮辱するのか!?」
バルキュラ「いやいや侮辱なんて事じゃないけど。旅なんてね。楽しいことじゃないと思うよ。第一頼み事もないんじゃ、旅したって無駄だと思うよ。」
ミーア「無駄かもしれないけど、やってみたい!」
バルキュラ「けれど僕は,行かないよ。」
ミーア「そうか、行かないのか。もし行く気になったら、明日いくから午後3時街の公園に来いよ・・じゃあな。」
バルキュラ「じゃあね。・・」
ミーア「母さん。俺、明日旅出るから。家のことは、よろしく。」
ミーアの母「そうかい。ところで何をしに?」
ミーア「七つの宝石を集めるたびさ。」
そうミーアは、言った後母は、語り始めた。
ミーアの母「ミーア、あなたの父さんは、魔物に殺された。そう私は、あなたに、告げましたが、じつは、その・・・・七つの宝石と共に、ザークという、悪魔のような神を封印したのは、あなたの、父さんなのです。」
母は、そう言ったきり。涙をボロボロと流し黙り込んでしまった。
ミーア「母さん。父さんでも、封印しかできなかったんだから俺は、その神を倒し、父さんを、超える!」
ミーアの母「ありがとう・・そしてお休み・・・・・・」
泣いた声でそう言いミーアの家は、消灯した。
~~~その頃~~~
バルキュラ「母上!旅に行かせてください!」
母上「駄目です!」
バルキュラ「自分だけで何とかして生きたいんですよ!」
母上「親の言うことが聞けないんですか!」
バルキュラ「子供の気持ちも知らない親何ていないほうがましだ!」
母上「駄目って言ったら駄目!もう夜遅いんだから寝なさい!」
翌日・・・・・・・・
バルキュラは、朝早く、荷物を持って家を出た。
ミーア「ふぅ、やっぱりこなかったか。しゃーない。行くか。」
そのとき、ミーアの後ろからバルキュラが走ってきた。
バルキュラ「遅くなってごめん。2人で旅に行こう!」
ミーア「お!バルキュラ!きてくれたか!よし!2人で行くぜ!」
こうして、旅が始まる。