「第二話」<旅をしたい訳>

バルキュラ「ミーア・・宝石集めて、何頼むの?」

ミーア「いやまだ決めてない。」

バルキュラ「まあそんな事だろうと思ったよ。」

ミーア「決めてないけど、旅したかったんだ。」

バルキュラ「おいおい。」

ミーア「おいおいって何だよ!俺の夢を侮辱するのか!?」

バルキュラ「いやいや侮辱なんて事じゃないけど。旅なんてね。楽しいことじゃないと思うよ。第一頼み事もないんじゃ、旅したって無駄だと思うよ。」

ミーア「無駄かもしれないけど、やってみたい!」

バルキュラ「けれど僕は,行かないよ。」

ミーア「そうか、行かないのか。もし行く気になったら、明日いくから午後3時街の公園に来いよ・・じゃあな。」

バルキュラ「じゃあね。・・」

ミーア「母さん。俺、明日旅出るから。家のことは、よろしく。」

ミーアの母「そうかい。ところで何をしに?」

ミーア「七つの宝石を集めるたびさ。」

そうミーアは、言った後母は、語り始めた。

ミーアの母「ミーア、あなたの父さんは、魔物に殺された。そう私は、あなたに、告げましたが、じつは、その・・・・七つの宝石と共に、ザークという、悪魔のような神を封印したのは、あなたの、父さんなのです。」

母は、そう言ったきり。涙をボロボロと流し黙り込んでしまった。

ミーア「母さん。父さんでも、封印しかできなかったんだから俺は、その神を倒し、父さんを、超える!」 

ミーアの母「ありがとう・・そしてお休み・・・・・・」

泣いた声でそう言いミーアの家は、消灯した。

~~~その頃~~~

バルキュラ「母上!旅に行かせてください!」

母上「駄目です!」

バルキュラ「自分だけで何とかして生きたいんですよ!」

母上「親の言うことが聞けないんですか!」

バルキュラ「子供の気持ちも知らない親何ていないほうがましだ!」

母上「駄目って言ったら駄目!もう夜遅いんだから寝なさい!」

翌日・・・・・・・・

バルキュラは、朝早く、荷物を持って家を出た。

ミーア「ふぅ、やっぱりこなかったか。しゃーない。行くか。」

そのとき、ミーアの後ろからバルキュラが走ってきた。

バルキュラ「遅くなってごめん。2人で旅に行こう!」

ミーア「お!バルキュラ!きてくれたか!よし!2人で行くぜ!」

こうして、旅が始まる。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第124号
ページ番号
2 / 2
この作品について
タイトル
七つの宝石
作者
スイン
初回掲載
週刊チャオ第123号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約8日