「第一話」<宝石を求めるたび>

これは、力を司る、七つの宝石を求める物語である。

ここは、平凡に暮らすチャオたちの世界・・

ミーア「おーい!バルキュラ!!遊ぼうぜ!!」

バルキュラ「良いけど何所で?」

ミーア「決まってんだろ!!あそこだよ!」

バルキュラ「え~、またぁ・・」

すると、ミーアとバルキュラは、剣を持ち出して、森へ入って行った。

ミーア「今日も勇者ごっこだ!!」

バルキュラ「木を切って何が楽しいんだか・・」

ミーア「修行みたいでかっこいいじゃん。」

そんな事をやってるうちに、日が暮れてしまった。

ミーア「夜もやろーぜ!!」

バルキュラ「良いけど・・・(怖いもの無しかよ)」

ミーア「もっと奥の方に行こうぜ!!」

バルキュラ「うん・・・」

そしてずいぶん奥へ行った。

ミーア「なんだこの塔?」

バルキュラ「見たところ普通の塔のようだけど・・・」

ミーア「入っちゃえ。」

バルキュラ「あ、待って!」

タッタッタッタ・・とミーアはいってしまった。

ミーア「ん~何もないな~。」

リエル「貴様は誰だ!我が神域にはいってくるな!立ち去れ!」

ミーア「誰だ!?」

バルキュラ「ミーア!あいつは、闇の組織のリエルだよ!」

リエル「お前らも七つの宝石をねらってきたのか!!」

ミーアは首をかしげる。

バルキュラ「あの、七つそろうと願いがかなうという宝石!?」

リエル「よく知っているな。」

ミーア「願いがかなうのか?」

リエル「そのとおりだ。」

ミーア「ようし!その宝石を捜すたびに出るぞ!いくぞバルキュラ!」

こうして、ミーアの旅が始まる!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第123号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
七つの宝石
作者
スイン
初回掲載
週刊チャオ第123号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約8日