第2章-6-

第2章-6-「Let's bigin party.」


ズガアアアアアアアアアアアアアアアァン

老人のスピーチが挨拶だったかのように、城中に爆音が鳴り響いた。

「皆さん、楽しいパーティタイムでし!!!!!」

城中は爆音と悲鳴でいっぱいになっていた。

メガ「チャ・・・チャロウ!逃げるぞ!!!!!」

チャロウ「先に行ってくれ!!!!!」

メガ「何馬鹿なことぬかしてるんだ!!!!!」

チャロウ「あの子が危ない!!!!!」

俺とメガの間に沈黙が流れた・・・・・しかしいつまでもこうしてられる訳ない・・・・・

メガ「・・・ばっきゃろ・・・・・なんでお前はそうやって英雄気取ってんだよ!?」

チャロウ「・・・・・」

俺はメガに一瞥もくれずその場を去った・・・・・
メガが何か言ったのだろうか・・・?
しかし、まわりの音で聞こえなかった。

チャロウ「間に合え・・・・・ハァ、ハァ・・・間に合えぇ!!!!!」

俺は全力で王女の部屋に向った。
王女の部屋が見えた。
純金で施された扉が見えた・・・・・そして俺はドアノブを回し、扉を開いた・・・・・

チャロウ「チュ、チュジュキさん!?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第294号
ページ番号
13 / 14
この作品について
タイトル
名無しのゴンベェ物語
作者
パシリん
初回掲載
週刊チャオ第280号
最終掲載
週刊チャオ第296号
連載期間
約3ヵ月23日