第2章-6-
第2章-6-「Let's bigin party.」
ズガアアアアアアアアアアアアアアアァン
老人のスピーチが挨拶だったかのように、城中に爆音が鳴り響いた。
「皆さん、楽しいパーティタイムでし!!!!!」
城中は爆音と悲鳴でいっぱいになっていた。
メガ「チャ・・・チャロウ!逃げるぞ!!!!!」
チャロウ「先に行ってくれ!!!!!」
メガ「何馬鹿なことぬかしてるんだ!!!!!」
チャロウ「あの子が危ない!!!!!」
俺とメガの間に沈黙が流れた・・・・・しかしいつまでもこうしてられる訳ない・・・・・
メガ「・・・ばっきゃろ・・・・・なんでお前はそうやって英雄気取ってんだよ!?」
チャロウ「・・・・・」
俺はメガに一瞥もくれずその場を去った・・・・・
メガが何か言ったのだろうか・・・?
しかし、まわりの音で聞こえなかった。
チャロウ「間に合え・・・・・ハァ、ハァ・・・間に合えぇ!!!!!」
俺は全力で王女の部屋に向った。
王女の部屋が見えた。
純金で施された扉が見えた・・・・・そして俺はドアノブを回し、扉を開いた・・・・・
チャロウ「チュ、チュジュキさん!?」