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ナイトはナイツにあこがれていた。だからがんばって、飛ぶのを練習したりした。そして、ナイツチャオになれた。
そして思った。
『ナイツにあいたい・・・。』
……………………
ナイトは、いつものようにお散歩をしていた。
朝早くの空気は気持ちいいし、小鳥たちはうれしそうに歌っていた。
ナイトは朝の涼しい風の中を飛んだ。
360度回転したり、2分の1回転ひねりをしながら木々の間を抜けたり。
しばらく飛んでいると、前から二つ黒い固まりが飛んできた。
「うわぁ!!!」 ナイト
「危ないじゃないかちゃんと前を見ろ!」 ???
「お兄ちゃんにぶつかったら撃墜されるよ!・・・って、ナイト?」???
「リーラとリーアじゃないか。びっくりした。君たちもお散歩?」 ナイト
リーラとリーラは兄弟だ。リーラが兄でリーラが弟。
リーラは、もうすでに一回転せいをしたことがあって、前はシャドチャだった。でも今は・・・
「完全にリアラチャオだね。前がシャドチャだったなんて信じられない。」 ナイト
「転生前のことなんか関係ないだろ。・・・リーアも二次進化が完了したんだ。」 リーラ
「お兄ちゃんといっしょなの!」 リーア
「違うのは目つきだけだね。」 ナイト
「俺の目つきが悪いっていいたいのか?ああ?」 リーラ
「そ、そんなこといってないじゃんか」 ナイト
流石もと不良グループの一員。怖い。ちなみにリーアが生まれたのはリーラが転生してちょっとした後だ。本当に家族かどうかは解らないけど、リーアは信じてる見たい。
体の色同じだし。(ちなみに黒)
「ナイツチャオにリアラチャオ?」 ???
僕らは声がした方を見た。
一人の男の子が立っていた。
僕らはその子を知らなかった。見たこと無かった。
「おいでよ、チャオ達。」 ???
何かなれなれしい。いや、いつものことだけどのね、相手が子供なら。
僕らは行った。別になんかされそうになったら逃げればいいと思ったから。
前にあったし。
リーア誘拐されかけたし。
リーラが助けたけど。にらみ一つで。
「何かよう?」 ナイト
「ああ。」 ???
ただ者じゃねぇ。僕らがしゃべっても驚かないなんて。ふつーのやつは驚くのに。つまんないの。
彼はナイトのおでこに指を当て、目をつぶった。
「ナイツにあいたいの?」 ???
な、なぜそれを・・・。
「やっぱり。だからナイツチャオになったんだね。」 ???
考えが、読まれてる?
「その通り♪」 ???
彼はそういうと目を開けた。彼の手にはいつの間にか鍵が握られていた。
「これがあればあえるよ。」 ???